[ポケット・ゼミ] Physical Computing 入門, 2013
はじめから講義全てを視聴 喜多 一(国際高等教育院 教授)
授業の概要・目的
小さなコンピュータ(組み込み用マイクロプロセッサ)とその開発環境が安価になり、これに光や接触など外界の状況を感知するセンサーとモーターやランプなど外界に働きかけるアクチュエータを接続して「能動的に動作するもの(作品)」についてのさまざまなアイデアを形にすることが Physical Computing として注目されています。本授業では実際に Arduino と呼ばれる小型のマイコンボードにさまざまなセンサやアクチュエータを接続し、プログラムで動作させることを学習するとともに、自ら作品のアイデアを出し、これを実際に作ってみることを通して Physical Computing について体験的に学びます。
講義詳細
- 年度・期
- 2013年度・前期
- 開講部局名
- 全学共通科目
- 使用言語
- 日本語
- 教員/講師名
- 喜多 一(国際高等教育院 教授)
シラバス
開講年度・開講期 | 2013年度前期 | 授業形態 | ゼミナール |
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配当学年 | 1回生 | 対象学生 | 学部生 |
使用言語 | 日本語 | ||
授業計画と内容 | 第1回目 ・ArduinoUno をPC に接続する方法を覚える. ・Arduino の統合開発環境(IDE) を起動する方法を覚える. ・Arduino IDE で簡単な例を用いて,ベリファイ,アップロード,実行する方法を覚える. ・簡単なエラーを経験する. ・プログラムでの命令の逐次実行を知る. 第2回目 ・ブレッドボードの使い方を覚える. ・ブレッドボード上で LED とコンタクトスイッチを使った回路作成し Arduino で制御する.(デジタルの入力と出力) ・変数と条件分岐のプログラミングを覚える. 第3回目 ・音の出し方を知る. ・配列の使い方を知る. ・関数を定義して使う. ・プログラムの改変に挑戦する. 第4回目 ・音を出すプログラムの改良 第5回目 ・力試し:今まで学んだものを組み合わせて課題を実行する. ・回路の組み立て. ・プログラムの作成. 第6回目 ・演習課題についてのコードの検討 第7回目 ・アナログ出力(PWM)の方法を知る. ・繰り返し処理の方法を知る. ・変数とスコープ ・アナログ入力の方法を知る. ・PC へのデータの送出を行う. ・Arduino Uno のピン配置を知る |