平成28年度 国立大学図書館協会地区助成事業近畿地区協会講演会「オープンサイエンス推進状況下での大学図書館の役割を考える-オープンアクセスの推進と研究者IDの動向-」
基調講演1「オープンアクセス、オープンサイエンスの展望と研究データ利活用促進ならびに大学運営から見た大学図書館への期待」 林 和弘(文部科学省科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター上席研究官、内閣府オープンサイエンスフォローアップ検討会構成員)
概要
第5期科学技術基本計画をはじめ、国の審議会等によりオープンサイエンスを推進する方針が示されており、大学における対応が求められている。大学図書館も、研究支援機能として研究成果のオープン化に係る役割を期待されることが予見される。
そのため本講演会では、オープンサイエンスを柱とし、「①オープンアクセス及びデータ保存や研究公正等も含めた活動についての大学図書館への期待」、「②研究者に世界的なIDを付与し、管理・発信していく活動が研究者や大学、大学図書館、そして研究成果のオープン化に及ぼす影響」についての講演、及び「③オープンアクセスを推進する大学図書館の事例報告」によりオープンサイエンスを俯瞰的に理解し、今後の大学図書館が果たすべき役割について考察する機会としたい。
企画:京都大学図書館機構、大阪大学附属図書館
主催:国立大学図書館協会近畿地区協会(主担当:京都大学図書館機構、大阪大学附属図書館)
協賛:大学図書館近畿イニシアティブ
リンク https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/227816
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- 基調講演1「オープンアクセス、オープンサイエンスの展望と研究データ利活用促進ならびに大学運営から見た大学図書館への期待」
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林 和弘(文部科学省科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター上席研究官、内閣府オープンサイエンスフォローアップ検討会構成員)
2016/10/21 54:53 日本語
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- 基調講演2「研究者識別子と名寄せ-オープンサイエンス時代の学術情報環境の構築-」
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蔵川 圭(国立情報学研究所学術コンテンツ課特任准教授)
2016/10/21 49:30 日本語
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- 事例報告「京都大学のオープンアクセス推進の取り組み」
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冨岡 達治(京都大学附属図書館学術支援課課長補佐)
2016/10/21 16:23 日本語
講義詳細
- 年度
- 2016年度
- 開催日
- 2016年10月21日
- 開講部局名
- 図書館機構
- 使用言語
- 日本語
- 教員/講師名
- 林 和弘(文部科学省科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター上席研究官、内閣府オープンサイエンスフォローアップ検討会構成員)
蔵川 圭(国立情報学研究所学術コンテンツ課特任准教授)
冨岡 達治(京都大学附属図書館学術支援課課長補佐)
- 開催場所
- 京都大学吉田南構内 人間・環境学研究科棟 地下大会議室
1 基調講演1「オープンアクセス、オープンサイエンスの展望と研究データ利活用促進ならびに大学運営から見た大学図書館への期待」
林 和弘(文部科学省科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター上席研究官、内閣府オープンサイエンスフォローアップ検討会構成員)
林 和弘(文部科学省科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター上席研究官、内閣府オープンサイエンスフォローアップ検討会構成員)
1 発表の概要
自己紹介、電子ジャーナル化、オープンアクセス、オープンサイエンス、教育、発表の構成
2 論文のオープンアクセスから研究のオープンサイエンスへ①
電子ジャーナル化、ネットワーク化、ICT、学術情報、情報流通、ID(識別子)、研究者、オープンアクセス(OA)、購読費モデル、OAモデル、学術情報流通経費
3 論文のオープンアクセスから研究のオープンサイエンスへ②
SPRINGER NATURE、グーテンベルグ、論文のオープンアクセス、オープンサイエンス、学術情報流通、電子化
4 オープンサイエンスを推進する意味①
内閣府、オープンサイエンスの3要素、OAの潜在的便益、研究開発投資、OAに関する日本の政策
5 オープンサイエンスを推進する意味②
オープンサイエンス、ゲームチェンジ、週刊誌、タクシー、Research Gate、SNS、Sci-Hub、論文共有、リサーチコミュニティ
6 科学技術・学術にとっての研究データの利活用①
データジャーナル、データリポジトリ、研究データ共有・利活用、データマネジメント、モニタリング
7 科学技術・学術にとっての研究データの利活用②
欧州サイエンスクラウド(EOSC)、研究データ共有、オープンサイエンス、学術活動エコサイクル
8 図書館への示唆
大学図書館、研究データ、汎用型、デザイン型、データピラミッド、図書館の役割・責任・チャンス、オープン&ネットワーク化
自己紹介、電子ジャーナル化、オープンアクセス、オープンサイエンス、教育、発表の構成
2 論文のオープンアクセスから研究のオープンサイエンスへ①
電子ジャーナル化、ネットワーク化、ICT、学術情報、情報流通、ID(識別子)、研究者、オープンアクセス(OA)、購読費モデル、OAモデル、学術情報流通経費
3 論文のオープンアクセスから研究のオープンサイエンスへ②
SPRINGER NATURE、グーテンベルグ、論文のオープンアクセス、オープンサイエンス、学術情報流通、電子化
4 オープンサイエンスを推進する意味①
内閣府、オープンサイエンスの3要素、OAの潜在的便益、研究開発投資、OAに関する日本の政策
5 オープンサイエンスを推進する意味②
オープンサイエンス、ゲームチェンジ、週刊誌、タクシー、Research Gate、SNS、Sci-Hub、論文共有、リサーチコミュニティ
6 科学技術・学術にとっての研究データの利活用①
データジャーナル、データリポジトリ、研究データ共有・利活用、データマネジメント、モニタリング
7 科学技術・学術にとっての研究データの利活用②
欧州サイエンスクラウド(EOSC)、研究データ共有、オープンサイエンス、学術活動エコサイクル
8 図書館への示唆
大学図書館、研究データ、汎用型、デザイン型、データピラミッド、図書館の役割・責任・チャンス、オープン&ネットワーク化
2 基調講演2「研究者識別子と名寄せ-オープンサイエンス時代の学術情報環境の構築-」
蔵川 圭(国立情報学研究所学術コンテンツ課特任准教授)
蔵川 圭(国立情報学研究所学術コンテンツ課特任准教授)
1 発表の概要
自己紹介、発表の構成
2 オープンサイエンス時代
学術の情報環境の変化、インターネット、オープンアクセス、論文、研究データ、学術にオープンが求められる意味、公共的性質、知識生産、FTE
3 学術知識と研究者の情報的質
学術知識、情報的性質、文化的側面、研究者の識別子、研究者の名寄せ、研究者空間の写像、貢献
4 同姓同名の分析
同姓の分布、同姓同名、図書館目録、著者名典拠
5 研究者の識別子
研究者識別子、品質、品質保証、研究者識別子の例、ORCID、学術エコシステム
6 研究者の名寄せ
名寄せ、書誌データベース、著者名曖昧性解消手法、機械学習、書誌の著者クラスター化、性能指標
7 研究者の識別子と名寄せのアプローチの対比分析と統合デザイン
研究者の識別方法のコストと品質、CERN INSPIRE、永続的識別子(PID)、PIDの機能、ブリッジ機能、学術のオープンデザイン、学術文化の継承
自己紹介、発表の構成
2 オープンサイエンス時代
学術の情報環境の変化、インターネット、オープンアクセス、論文、研究データ、学術にオープンが求められる意味、公共的性質、知識生産、FTE
3 学術知識と研究者の情報的質
学術知識、情報的性質、文化的側面、研究者の識別子、研究者の名寄せ、研究者空間の写像、貢献
4 同姓同名の分析
同姓の分布、同姓同名、図書館目録、著者名典拠
5 研究者の識別子
研究者識別子、品質、品質保証、研究者識別子の例、ORCID、学術エコシステム
6 研究者の名寄せ
名寄せ、書誌データベース、著者名曖昧性解消手法、機械学習、書誌の著者クラスター化、性能指標
7 研究者の識別子と名寄せのアプローチの対比分析と統合デザイン
研究者の識別方法のコストと品質、CERN INSPIRE、永続的識別子(PID)、PIDの機能、ブリッジ機能、学術のオープンデザイン、学術文化の継承
3 事例報告「京都大学のオープンアクセス推進の取り組み」
冨岡 達治(京都大学附属図書館学術支援課課長補佐)
冨岡 達治(京都大学附属図書館学術支援課課長補佐)
1 京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」
機関リポジトリ、KURENAI、コンテンツ、Ranking Web of Repositories
2 京都大学オープンアクセス方針
オープンアクセス、教員、研究成果、KURENAI、オープンアクセス方針、リポジトリ登録システム
3 オープンアクセス推進事業
WINDOW構想、オープンアクセス推進事業、リポジトリ、メタデータ、IIIF、人材養成
機関リポジトリ、KURENAI、コンテンツ、Ranking Web of Repositories
2 京都大学オープンアクセス方針
オープンアクセス、教員、研究成果、KURENAI、オープンアクセス方針、リポジトリ登録システム
3 オープンアクセス推進事業
WINDOW構想、オープンアクセス推進事業、リポジトリ、メタデータ、IIIF、人材養成
関連講義
公開講義
2021年度 京都大学図書館機構講演会「オープンデータとしての学術論文」
北村 由美, 西岡 千文, Silvio Peroni, Matteo Romanello, Giovanni Colavizza, Lars Vogt, Sören Auer, Allard Oelen, Vitalis Wiens
図書館機構
2021年度
公開講義
平成30年度 京都大学図書館機構講演会「オープン・サイテーションと機関リポジトリの展開」, 2019
西岡 千文, シルビオ・ペローニ, 佐藤 翔
図書館機構
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通常講義
大学図書館の活用と情報探索, 2019
松井啓之, 須田千里, 黒橋禎夫, 金子周司, 北村由美
全学共通科目, 図書館機構
2019年度
公開講義
平成30年度 京都大学図書館機構講演会「オープンサイエンス時代の大学図書館ーこれから求められる人材とはー」
竹内 比呂也, 梶田 将司, 山中 節子
図書館機構
2018年度