第9回
出席メール

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  1.  前回の内容は少し難しかったです。収穫量が多くなってきているのにも関わらずコメの値段は安くなるどころかあがっているということの説明が少し…

     あと驚いたことは農協という団体(?)が私が思っていた以上に大きなものであるということである。地方自治体の人数全体を合わせたところで到底及ばないとは。。日本は農業に結構な力を注いでいることを知りました。




  2.  前回の講義は腹痛で欠席してしまいました…
    今度こそ返信をいただけるよう早くメールを送ろうと思っていたのですが、講義内容をパソコンで見ても全く頭に入ってきませんでした;(やはり先生の話をじかに聞かないと、という意味です)
    今回はついに官僚主導型農業についての詳しい講義だったようで、出れなくて本当に口惜しいです。
    「農民・農業が、農協と農林省すなわち産・官の犠牲」
    「構造に政官業の既得権益が結び付いている」
    とんでもない話です。日本人はもっと官僚を批判していくべきだと思います。批判すべき点は本当に多すぎるくらいです。

    そういえば、先日興味深い話を聞く機会に恵まれました。
    そこで常識かもしれないのですが知らなかったのは、「100万石」のような昔の大名のレベルを図るような単位は米のことだったという事実です。(高校では世界史を勉強していたので、というより日本史は全くといっていいほどの無知だったので…) やはりそれほど日本人と米のかかわりは深いということなのでしょう!!
    世界ひろしといえど、米をこうした単位に用いた国はなかったのではないでしょうか。

    (ここからは本当に個人的な話です)
    実はこの事実を知ってうれしく思ったのはちょうど先日終わった「忠臣蔵」というドラマでも「万石」とよく使われていて疑問に思っていたからです。

    それにしても、昔は日本にもこうした忠義の心が本当に存在していたのだと考えると、その是非は人によって様々でしょうが、私は日本人として非常に尊重すべき精神だったと考えています。
    それゆえ、今の官僚のように国民を苦しめるだけの人間が上に立つという日本は、時代の変化の中で失ってしまったものが大きかったのではないかと思ってしまいます。「忠義」も何も、上に立つ人間が尊敬すべき人間でなければ、従うことはやはりできないでしょうし、国際社会の中で日本が生きるためにも、従うに足る人材が日本を背負っていかねばならないとひしひし感じてしまいます。

    PS
    かなり余談ですが、なかなか興味深かったので記述させていただきます。 桜の語源をご存知でしょうか??
    桜というのは「さ」と「くら」に分けることができ、「さ」とは神をさす言葉で、神に関するものには「さ」がつけられているそうです。「くら」とは神社にある「くら」のことで、神が神社に降りてくるときに「くら」に先ずおりたつとそうです。桜というのは神が降り立つといわれた尊いものなのだとか。
    今ではあらゆるところに桜が植えられていますが、昔は山などにしかなかったらしく、人々は川が桜の花びらを運んでいるのを見て(そういう絵がよく残されていますよね)神が降り立ったとして米の豊穣を願って植えたそうです。
    昔の人の風流は本当に尊敬すべきものだと感じた、というお話でした。




  3.  先生の授業を聴講していて感じたのですが、農水省が行っている農業政策に対して、 学者はどれほどの発言権があるのか気になりました。先生がお話なさる内容から推測 すると学者の政策に関する発言権はあまり強くないというか、官僚からは学者の意見 が軽視されているように感じましたが、実際のところはどうなんでしょうか?お聞か せ願いますか?




  4.  環境形成基礎論12月10日第9回、出席しました。




  5.  このようなゆがんだ構造がいまだに維持されているところに政官業癒着構造の権力面での強固さを感じました。




  6.  第9回講義の出席メールです。

     先週は講義に出られなかったので、今回までの話の流れがわからなかったのですが、政治と農業の癒着構造についての話はおそらく一番先生が伝えたかったことのようだと感じました。

     でも、私は先生の意見に必ずしも賛成ではありません。与党が集票のために農協を動かす道具として米を使い、供給過剰なのにもかかわらず大きな逆ざやが生まれているのを正すには、市場原理に任せるしかないのかも知れませんが、安定した米の量を確保するのはやはり政府がかかわらなければ達成できないと思うのです。

     でも、どちらにせよ今のままの構造ではいけないというのには共感しました。私は先日20歳になり、選挙権を持ちましたが、今のままだと自民党に投票する気はあまりしません。

    次の授業も楽しみにしています。




  7.  この前の授業では食管法と生産調整について学びました。農家にとって政府からコメの作りすぎにならないように減反などさせられるのは農家にとってはやりきれない事だと思う。少し話は逸れますけど、今北朝鮮では貧しい人たちがたくさんいる。減反するくらいなら作った米を輸出した方がいいのではないでしょうか。




  8.  僕は米が好きです。特に日本の米はとてつもなくおいしです。でもこの米がこんなにも危機にさらされていると聞き驚いています。昔日本の米不足のとき、タイ米が輸入されきましたが、あれは全然おいしくなく日本の米のおいしさに改めて気づいたことをまだ覚えています。

     僕は大げさかもしれないけど日本の米を日本の文化だと思っています。だからこそ守らなければないと思います。この授業で日本の農業のことに興味を持ち始めました。そして米の大切さを再確認できました。これから米を食べるとき、農業のことを思い浮かべながら食べようと思います。ものの見方が変わるこの授業はおもしろいと思います。




  9.  第9回目の講義に出席しました。
    講義の感想としては、今まででもっとも政府の判断が誤ってい たものであったと思います。まさかこれほど下手だったとはお もいませんでした。
     近年では多少よくはなったというものの、売れば売るほど損 をしてしまういう状況を作ってしまった政府には、大きな責任 があると思います。
     後残り授業の少なくなってきましたが、出席を続けていこう と感じられました。


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作成日:2004年12月15日
修正日:2004年12月15日
制作者:柏 久