第4回
出席メール

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  1. 10月22日の講義の感想メール

    先生の講義拝聴しました。なるほど農業社会は循環型社会でなくてはならない、という先生のお話は納得しました。確かに今の日本の家畜産業の形ははっきり歪んでいますね。しかし、これからどう正していけばいいのでしょうか。

    ぜひ次回にはその辺のお話を伺いたいです。

    あと、レモンの自由化にまつわるエピソードには正直憤慨しました。国民や国のために奉仕すべき政治家が逆に自己の利益のために日本農業を犠牲にするなど問題外です。日本農業はいつも被害者なのですね。




  2.  農作物の貿易に関する政策は初耳でした。食料自給率は何度も見てきたものですが、いつ見ても低さには危機感を覚えます(数値は鵜呑みには出来ませんが




  3.  この前の講義で農産物の貿易について深く学びました。講義ではとうもろこしの輸入が印象に残ったんですが、ここではレモンの自由化について書きたいと思います。自由化を行うと、もちろん国内の農業が打撃をうけるわけです。そういうマイナスな面もあれば、大量に安く手に入るというプラスの面もある。これからの農業政策について興味を持つ事ができました。




  4. 環境形成基礎論第四回に出席しました。

    貿易のことについてですが、レモンの自由化が極秘のうちに決定され、しかも政争の道具として使われていたことは非常に残念です。輸入レモンは安くても残留農薬の危険が高いので、本当に消費者のことを考えて欲しかった。




  5. 第4回目の講義の出席メールです。

     海外で生産された飼料を、日本で飼っている家畜に食べさせていると、その糞尿の還元の場がないという事は、講義で教えていただくまでまったく気付きもしませんでしたが、まさにその通りだなと納得できました。

     船で糞尿や、糞尿から加工した製品を運び出そうかという話も妙に面白かったです。

     ただ、牛肉の輸入自由化の話で、牛肉の国内生産が減少しなかったということですが、実は他の肉、例えば豚肉などの生産に影響はなかったのでしょうか?人が食べられる量には限りがあるように思えるので、牛肉の需要拡大で他の食品の需要に影響が出る場合もあるのかなと感じました。




  6. 10/22の講義に出席しました。

    [感想]
    貿易や関税といった話は自分にはちょっとなじみの薄い話で、理解に苦しみました。ただ、飼料等には輸入制限がされず、大量に輸入され、それが結果的に物質循環の崩壊を招いたということは、大いに納得できました。大量の家畜の糞尿を処分しきれず、使われもしない堆肥製造施設の建設にお金を投入する…私たちの知らないところで、そういった事が平気で行われているということを、私たちももっと知る必要があるのではないかと思いました。

    環境保全にも貢献できる循環型農業の再興…これからもっと真剣に考えていく必要があると思います。そういった意味でも今後の授業が楽しみです。




  7.  第4回目の環境形成基礎論の授業に出席しました。

     今回の授業で、先生が日本の農業政策を厳しく批判されている理由が、より具体的にわかってきました。確かに農業は循環的であるのは当たり前であって、物質循環が崩壊したのは大きな問題だと思います。

     次回以降も積極的に授業に参加したいと思います。




  8. 第4回の講義も興味深く聴講させていただきました。

    日本農業の大きな歪み、それは本来の農業の形である「生態系の輪」の崩壊である。全くもってその通りだと思います。

    私たち人間は、自然の営みの中で他の生き物の命を糧に自らの命を生かしている、という大前提があります。その自然界の恩恵を上手に利用して、より効率的に食糧を得ようというのが農業だとするならば、やはりそこには自然界のあるべきかたちがなくてはならないのだと思います、つまり、循環型の農業であるべきだと思うのです。家畜→肥やし→農産物(牧草なども含め)→家畜 という一つの系を、一つの農業単位の中に作るべきだと思います。もちろん大量の野菜、大量の食肉を得るためにはそれは難しいことなんだと思います、しかし、人口が多いから、と諦めていては始まりませんし、まずはもっと農業という文化にみんなが関心を持つことが大事だと思います。

    配合飼料の輸入についてですが、まったくおかしな話ですよね。まあ安い飼料があるにこしたことはないんでしょうが...もうちょっと先のことを考えられる人間が、民衆の代表になるべきなんじゃないですかね。




  9. レモン輸入の自由化が、政争の道具に使われたというのには驚きました。

    レモンの値段も暴落したそうですから、生産者の方々の暮らしは非常に圧迫されたことでしょうが、

    その原因が官僚たちのたかが権力争いとは・・・。罰が当たってもおかしくないですね。

    日本のあらゆるところで見られる官僚主導型の構造の弊害を最も良く象徴しているような出来事だと思います。

    輸入割当制度にも官僚が絡んでいるそうですし、まさにしたい放題といった感じだと思いました。




  10. 今回の授業で一番興味を持ったことは、ミカンの怨みは恐いなってことです。 また、今後の日本の農業の将来に不安を覚えました。確かに今の子供たちに、将来の夢に農家になることを第一に考える子供が多いとは考えにくいです。これからどうしたらいいのだろうかと不安に感じているけれども何の行動にも移らない自分にも問題があるなぁと思います。まずは、もう少し日本の農業に興味を持ちたいと思いました。




  11. 10月22日の授業に出席しました。

    今回の授業ではとうもろこしの話が印象に残っています。食物自給率についての話が続いていましたが、今までも似たような話は聞いたことあったけど、さらに理解が深まったような気がします。

    正直寝たりしてることもけっこうありますがこれからも授業には参加したいと思います。




  12. 出席しました。
    輸入の制限の方法などの話は少し早くて分かりにくかったです。
    レモンの自由化の話は、農家の努力を全く考えない政治家たちに、またもや愕然とさせられました。
    また、家畜の飼料をどんどん輸入させて、食料の自給をわざわざ低下させる農水省は、一体何を考えているのか、本気で疑ってしまいます。そのあたりの話が今後聞ける事を期待します




  13. 最近、予定が詰まっていて忙しく、メール送るのが遅れがちです。すみません。 しかも、何か講義の度に貰う皆さんが送ったメール内容と自分が送るメール内容の差 が・・・・。毎度、拙い文章ですみません。

    今回の講義では主に農産物の貿易についてでした。
    今回も分かりやすい講義でしたが・・・。貿易政策として牛肉・オレンジ・レモン・ 米の自由化が進んでいますが、米は日本でも余ってると習ったような気がしますが、 外国から何故輸入しているのでしょうか?これは、9年ほど前に起こった冷害でタイ など東南アジアから緊急に米を輸入した事と何か関係あるのでしょうか?

    また、日本は畜産物の飼料はほぼ外国から輸入しているから日本で牛・豚・鶏などの 肉類が取れても、それは国産と言えるのか怪しいと仰られましたが、もし、飼料を外 国産だと考えると純国産の肉類の自給率は何%位になると先生は考えられています か?

    今、私はこの講義の他にもう1つ農学系の講義を取っていますが、共通して言える事 は、このままでは日本の農業は危ないという事と、政府に対して批判的な意見が多い 事です。後者は2つの講義を聞く事で更に切々と感じています。 何か中途半端ですが、この辺で・・。




  14. 今回の講義では物質循環の大切さを感じました。飼料穀物の輸入を助長した結果が今の農業の現状を作っており、政府のその場しのぎと言うか、後のことを考えない政策にはあきれるばかりです。自由化の問題は外国との関係や政争への利用など農業のことがなかなか省みられないものですね。そういえば先日、実習で岩倉の山地の田畑を見に行きました。やはり後継者不足に悩んでおられるそうです。こんなことで半世紀後には農業は成立するのかと、実感しました。




  15. 今回は経済の原理にも軽く触れて、なんとなくはわかっていたことを言葉にして説明されることで改めて理解することできたと思います。また数量制限などの用語の細かい違いも今まであまり意識することはなかったですが、これからは少し気にしながら見ていきたいと思います。

    飼料用作物の関税についても、毎度のことながらなんか行政にだまされている感じがしました。というか言葉は悪いですが、おまえらやる気あんのか!?というような思いが。。ただそのような状態を野放しにしているのはわれわれ市民なのだから、やはり一人ひとりが高い意識を持つ必要を感じました。そしてただ情報を受け取るのだけでなく、自分の頭で判断したいと思う。そのためにもこの授業の通してしっかりと勉強していきたいと思う。




  16.  固定相場制から変動相場制になり、外国との内外格差があれば貿易が行われ、その土地ごとに特化し自給率をていかさせるというはなしは自分は経済学部なので、なるほどと聞いていましたが、ムラ社会が農業をダメにするのはなんとなく不思議におもわれました。次回このことについて詳しくやるようなので次回ちゃんと聞きたいと思います。




  17. 前回、他の人の出席メールを見せてもらって感じたのは、みんな そんなに堅苦しく論文みたいに書いてなかったということで 、だからもう少し柔らかめにかいてみます。

    一番印象に残ったのは家畜の糞尿処理のところでした。そういえ ば人間の場合だけでも大きな下水処理施設を作って経費とかもか なりかかりそうだし、人間の分に迫るくらいの糞尿はどうしてい るのかと気にはなっていました。淡路島の例なんかはうまく循環 /還元できているし、いい見本じゃないでしょうか。
    とはいえ、今の農業政策では飼料は輸入超過で、しかも今の社会 が完全リサイクルできるはずがないのでまあ新しいシステムがで きるまで今の仕組みでつなげるのが現実的な方法かなと思ってい ます。

    追伸
     毎回遅くてすいません…。今度からできるだけ早くメール出したいと思います。




  18. 個人的に農産物の内外格差が生まれた過程を始めて知って驚きでした。 工業の生産性向上に農業がついていけなかったとか円高前は内外格差が無かったと か、言われてみればそうなんですが....

    というかこんくらい知ってて当然みたいな内容にも関わらず知らなかった自分に凹み ました... 自分には意外と常識的な部分が足りないってことに気付いたのでこれからも精進しま すんでよろしくお願いします。




  19. これは十月二十二日に行われた四回目の講義の出席メールです。

    今回の授業を聞いて、先生が問題とされているカロリーベースの自給率 と金額ベースの自給率の開きの原因が政府の方針であったと分かり、 驚きました。本来循環型である農畜産業において、工業と同じように加工型 畜産をすれば畜産業が振興するだろうと考えた当時の政府・官僚の判断は、 農業のバランス、物質循環への配慮のない軽はずみなものだったといわざるを得 ないと思います。

    さらにレモンの自由化の話を聞き、いかに農政が政治の手段として、現場の声を 聞くことなく行われているかを知りました。

    今回の授業で、この四回の授業で先生が仰っていた農政の失政の現状が、浮き彫 りになったと思います。




  20. 10月22日の出席メールです。

    レモンの自由化の話、初めて聞きました。牛肉・オレンジは知っていましたが…。レモンを日本で生産してるというのもあまり知りませんでした。一般的にレモンは日本では生産に不向きとされていましたが生産者が栽培技術や品種改良によってその間違いを証明。自由化反対運動が起こり政府は自由化を10年待つという結論を出したにもかかわらず極秘のうちに1963年に自由化を決定してしまった…輸入後1個2、3円にまで下がったと聞きかなり驚きました。そして3年で国産レモンは市場から消えてしまったということでした。ひどい話ですね。政治的背景には業者と政治家の癒着があったそうで腹立たしく思いました。もっと驚いたのは牛肉の場合はもっとすごかったそうで謎の死をとげた人もいると聞きました。恐ろしい話です…。そして日本の農業より自分たちのことをとるなんてひどい。

    それから飼料需給安定法というのも初めて聞いたのですが、政府が輸入の買い取り、保管、売り渡しを行うことによって飼料の需給、及び価格の安定を図りもっと畜産の振興に寄与するものであったのですが今日では民間の輸入量があまりに大きくなったため、戦後果たした役割は大きかったが今日では効果は縮小し自ら飼料輸入量を増大する結果となってしまった…政府自らが食料自給率をさげてしまったといわれる経緯も初めて聞きました。政府自らが下げてしまっていただなんて…

    私は輸入とかそういうことについて何も考えたこともあまりなかったし高校時代も地理もとってなかったので知らないことが本当に多いなとつくづく実感しました。飼料というのは動物を通して人間の体に入るわけだから輸入するにしても安全であると確認したものを輸入するべきだと思うし国と国の関係上今後輸入もしなければならない事情もあるかもしれないけれど輸入品のルーツ、安全性を確認し国内でも飼料供給ができるような方向性を確立していくことも必要だなと感じました。




  21.  10月22日(金)出席しました。

    戦後からこれまでの基本的な政策とか、IQ品目・AA品目といったよく耳にする単語の意味について、ひととおり聞いたかなという感じです。もっとも昔から社会科が苦手の私にはなんとなく掴みにくい分野でしたが・・・それでも話自体はとてもわかりやすかったです。

    ところで毎度思うのですが、日本の食糧自給率が危機的な状態で、将来的になんとしても上げねばならないのは確かであるとして、実際人口過密だったり土地がない日本で高い自給率を維持できるだけの農地を確保することは可能なんでしょうか?(どこの自治体も土地がない割に税金でアホな土地利用ばかりしてますからその気になれば何とかなるのかもしれませんけど。)『京野菜』のようなブランド農業で成功しても、例えば今回話に出た飼料用のトウモロコシなどの、ある意味底辺の作物を自給する能力が日本にあるのか。また、そういう体制の農業が可能なら、それにシフトしていくのに一体何十年くらいかかるのか。そういったことが知りたいです。




  22.  トウモロコシの関税が50%というのには驚きましたが、飼料にすると免税になるというのにはもっと驚きました。さらに配合飼料会社に補助金まで出していたとは。そこまで政府がすると畜産にたずさわっている人はその飼料を使わなくては少なくともコスト的にはやっていけなくなるのは誰でもわかります。飼料は外国から輸入すればいい、という国の方針が見えます。これは他の農作物の輸入と同様物質循環を無視した安易な失策だったと思います。




  23.  前回の講義では食料自給率のズレを招いた日本の飼料政策のことが分かりました。確かにその政策のために日本の畜産はすごく発展したのかもしれないけれど、それで物質循環の破壊が起こってしまうのではどうしようもないと思います。今の日本の堆肥の問題は非常にやっかいな問題です。赤字でも政府が支援を続けて解決策を探さないとだと思います。農業における物質循環の回復のために何ができるのかを考えるため、これからの講義も期待しています。




  24.  おはようございます。今回はギリギリですが期限には間に合いました。

    今回の授業では、関税などの貿易における障壁のことについてよくわかりました。ずっと地理の勉強をサボってきた私には知らないことばかりでしたが、とてもわかりやすかったです。

    次回は休講ということなので、また11月6日に先生の授業を聞けるのを楽しみにしています。




  25.  10月22日の授業に出席しました。

     今回の授業で、まず驚いたのは、飼料の輸入に対して関税がかからないということです。同じように輸入しても、飼料にするときだけ関税がかからないとは初めて知りました。確かにそうすると輸入飼料量が増えるのは当たり前ですね。でもどうしてこういう法律をつくったのかがはっきり分かりませんでした。

     それから、国内の農業問題といっても、貿易の問題や諸外国との利害関係などが絡んでくるため、国内のことだけを考えてても解決せず、複雑だと思いました。




  26.  農業の循環型が本来の形だというのには全くその通りだと思います。単純な利益追求よりも長期的にみた生産性というものを国が追求していないことには正直失望しました。本来なら単純な利益追求を抑止するがわの国がそんなことをしていたら一体この先どうなるのでしょうか?




  27.  10月22日の講義に出席しました。

     飼料としてのトウモロコシには関税がかかっていないということも飼料穀物の大量輸入の一つの要因だというこがわかりました。タンカーに乗せられてくるトウモロコシの量は想像以上のものでした。

     次回の講義ではむら構造について話が聞けるみたいなので楽しみです。




  28.  今回の講義内容は前回と比較して格段に面白かったです。特に第1回でも見せてもらった、トウモロコシ輸入現場の写真は、数回のお話を聞いた今改めて重く感じました。。。

     いつもメールの内容に悩むのですが…農業への企業参入のお話がチラッと出てきたのでそれについて思ったことを書きます。(講義の本題から外れていてすみません) 「企業」ときいて、ふっとユニクロを思い出しました。数年前、ユニクロで野菜を販売し始める…とのニュースは衝撃的でした。しかし約1年半という非常に短期間で市場から撤退してしまいましたよね。原因については多々あると思います(例えばネット販売の利点を生かしきれなかった、認知度が低かった、ユニクロ=衣料品の図式が定着していた等など)

     現在では企業参入は規制されているとのことですが、ユニクロの場合は、直接経営していたわけではない(?)ので(SKIPという会社)企業参入の例とはならないのでしょうか?その辺はきちんと調べていないので、いずれ調べます。

     ユニクロは失敗しましたが、おそらく農業に詳しく、かつ企業のシステムをうまく導入すれば、成功する企業も出てくると思います。

     先生もおっしゃっていましたが、企業が農業をやる…というのはなんだか奇妙な感覚をおぼえます。難しいところですね、、

    今週はお休みですが、来週の授業を楽しみにしています!




  29.  前回の授業にでて、頭に残ったことはトウモロコシの話です。普通に食べるトウモロコシには関税がかかるけれど、飼料用のトウモロコシには関税がかからないということを聞いて、最初は飼料用のトウモロコシの方がたくさんいるから関税をかけないというのは間違っていないと思いました。しかし、よく考えると飼料用のトウモロコシに関税をかけなかったら、どんどん輸入してどんどん自給率が下がってしまいいけないと思い直しました。政府ももっと先の事まで考えて政策を行ってほしいと思いました。




  30.  10月22日の授業に出席しました。

       今回の授業を聞いて、牛肉やレモンが輸入自由化されているのは知っていました が、飼料用のトウモロコシも輸入自由化になっているのを初めて知ってとても驚きま した。それも、確かに、これにより畜産業は振興していったかもしれませんが、食料 自給率低下を懸念しているはずの政府が、自分達の政策により、結果的に飼料作物の 輸入の増大を招き、自給率がドンドン低下していっているのを知り、自給率低下を心 配するなら、政府ももっとこの点を見直さなきゃダメなんじゃないかなと少し怒りさ え覚えました。  そして、淡路島で行われている複合経営での3毛作を見て、家畜の糞尿も有効利用 でき、また土地も有効利用できるので、よく考えた、とてもいい方法だと思いまし た。こういう方法をもっと全国に広げられるような政策を政府や、農水省の人たちに 考えて欲しいなとも感じました。




  31. 前回の講義拝聴しました。

    輸入農作物のことについてですが、国内の農業保護のためにも、多少の保護は必要かと思いますが、抜本的な解決のためには国内の農家が、たとえば自社ブランドをつくるなどの努力をし、海外の農作物と違う土俵で勝負していくことが大切だと思います。




  32.  食糧の自由化をするということは今存在する農業を少なからず圧迫するということを改めて思った。しかし世界規模で考えると自由化というものは必要なんだと思った。どういう視点で見るかということで見方が変わってくると思う。




  33.   自由化については日本はほかの野菜はあまり話題にならないが米は過去に大きく注目されたことがありました。その年は冷夏で米が不作だったので輸入せざるを得ない年でした。そのとき感じたのは米は日本人の意識のなかでブランド化されており輸入自由化についてはそんなに心配ないのではないかというこでした。




  34.  実家の周りは農家ばかりです。茶畑が多いです!!←静岡出身ですから!!来週の話が楽しみです。




  35.  金曜4限の環境形成基礎論に出席しました。今回の授業は何が要点であったのかがイマイチ理解できませんでした。すいません。来週からのむら社会はとても楽しみにしています。




  36.  むずかしかったです




  37. すみません。

    10月22日の感想を送ったかどうか忘れてしまいました。二通目かもしれません。

    今回も色々驚きがありました。しかし、授業中写真をあまりに多く使いすぎていつインパクトがあまり伝わってきませんでした。 もう少しまとめたらどうでしょうか。




  38. 10/22の授業に出席しました。

    第三回目の授業で配布された出席メールの抜粋の中で、少し気になったものが。
    1-27のメールに「発展途上国が経済発展すると〜飼料穀物を輸入に頼っている日本に は大打撃だ」 という部分がありましたが、この「飼料穀物を輸入に頼っている日本には大打撃だ」 の部分がよくわかりませんでした。
    これは、輸入の相手にお金を渡して飼料を買っているのだから、できた製品である畜 産物を(日本ではなく)相手に売らなければつじつまが合わなくなる、という考え方 でいいのでしょうか?




  39.  飼料については免税をし、自給率を下げた政府については、なぜそのような手 段をとったのか、という疑問と批判の気持ちでいっぱいでした。今も自分の知らない ところでこうしたことがたくさん起こっているのではと思うと、やりきれないような どうしようもない気持ちになります。私も将来はこういったことに何らかの働きかけ ができればと思います。そんな政府に対する批判をこれからも続けるとおっしゃる先 生は素敵でした。

     淡路島で三毛作や四毛作が行われているという事実は、実家が淡路島の近くで あるにもかかわらず知りませんでした。農業という本来循環型であるものさえ歪み、 うまくいっていないという現状、そしてその原因にも官僚の関わりがあるというのを 聞いて、そもそもどうして官僚はそういう方向へ動いてしまうのか、と思うととも に、これからについての不安が高まりました。このような体制を変えていくにはどう すればいいのか、これからの講義を聴きつつ自分の中でもう少し考えて生きたいと思 います。




  40.  10月22日の講義

     農業政策が潤滑になされ、農作物の循環が回復されることが私たちにとってプラスであることは容易に認識できますが、それが環境保全につながる場合もあればつながらない場合もある気がします。農業における物質循環の回復をもう少し時間をかけ、視野を広げて調べてみたいと思います。




  41.  遅くなってしまってすみません。10/22の授業出席しましたのでメールいたします。

     関税を政治戦略として利用するという話がでましたが、サウジアラビアの石油値上げ戦略を同時に連想しました。今日本が国際政治において問題になるようなことをしてしまっ時に国民の生活を守れるように農業改革をやってほしいです。




  42.  10月22日、出席しました。

     先生の授業に出席し、他の人達の出席メールを見ていると、沢山考えさせられます。

     野菜の農薬使用やあらゆる食品添加物はたいへん大きな問題だと思っています。現在、死因の最も高い割合を占めるガンにも大きく関与し、私たちの健康を大いに脅かすものだと思っています。しかし、その一方で、農薬や添加物、保存料や着色料を使う人達の気持ちもわかります。農業には天災や異常気象、野生動物など、人にはどうしようもないあらゆる障害があるように思います。そんな中で、見た目のきれいな商品を作ることは重要でしょう。だから、個人の購買の意思の有無に関わらず、それを責めることはできない気がします。やはり、社会全体の課題として、農業を見直せたらと思います。




  43.  工業の生産性向上に伴って、農業がついていけなくなって内外価格差が生じ始めたのはわかりました。それにしても、農産物の内外価格差が非常に大きく、外国産の3〜4倍も日本産が高いというのには驚かされました。確かにこの状況では国境保護措置をとらなくては日本の農家はやっていけないでしょう。

     「日本は原料を輸入し、完成品を輸出するという観念」により、飼料穀物としてのトウモロコシの輸入では関税が免除され、「飼料生産の場は海外、家畜使用の場は国内」という状況が生まれ、糞尿を還元する場がなくなっている日本農業は確かに歪んでいて、物質循環の輪が切れていると思います。しかし、飼料に関税をかけ、飼料生産の場を国内にする機会を作ったとしても、今度は生産コストがかかりすぎて畜産業に影響が出ると思います。どこをとってもうまい解決案がないような気がしました。

    農業、環境、経済、どれにとっても良い、日本の食糧生産に関する政策というのはないのでしょうか?もっと勉強が必要だと思いました。これからの授業に期待です。




  44.  第四回目の授業出席しました。

     レモンの貿易が自由化した経緯を聞いて、政治家というのは本当に私利私欲についてしか考えてないのだなと思いました。私は官僚志望ですが、このようには絶対なりたくないです。




  45.  環境形成基礎論第4回目授業に出席しました。

    本来バランスがとれ循環できるはずの家畜の飼料と排泄物の循環が 完全に崩れてしまった日本の現状がいかにして形作られたのか、 よくわかりました。こうしてみると政府が自ら食糧自給率の低さ を招いてしまっていることは明らかですね。

    写真を多用した講義で、トウモロコシの大量輸入の実体とそこから 見える矛盾、あるいは大きく崩れた家畜飼料と排泄物の循環の様子 を具体的なイメージを伴って理解することができました。

    私は前期の「地球環境学のすすめ」も受講していたので、ほとんど の写真は以前に見たことがあったものですし、講義の内容の大枠も 理解していたつもりです。しかし、やはりリレー講義の一回だけで はその内容を概観することしかできません。それも十分に意義のあ ることだとは思いますが、今回の授業を受けたことで、以前の講義 の内容なども踏まえ、より体系的な理解をし、より深い自分なりの 意見を持つことができたように思います。




  46.  5月22日の授業出席しました。




  47.  カロリー自給率のお話を聞かせていただいて、日本(もっとも、ほかの国もそうかもしれませんが)には許せない嘘がほんとに多いなあと感じました。

    国民に正直なところをすべて話すのは、国民の知的成熟レヴェルを考えてからやらねばならないことだと思います。しかし、そこには「国民を混乱させてはいかん」という意思があるべきであり、また現状からつながる未来の破滅を隠すことを目的としてはやってはならんことは明白です。

    新聞をよんだとき、人と日本について話すとき、日本はくるっとると思うことは多々あります。日本から逃げたろか、と思うことも多々あります。日本の未来はどうやったら明るくなるのでしょうか?
    農業の話から、いつの間にか日本の話になってしまいました。しかし、農業を包括するのは日本という国です。ご容赦ください。




  48.  いつでも政治家の都合っていう物がでてきてうんざりします。自由化っていうのはだいたい食料以外でも海外から圧力を受けてやっているのが大半でしょうし、オレンジなんかは日本向けにアメリカ国内で使ってはいけない薬塗って輸出してた(してる?)なんて話も聞いた事があります。自由というより押し売りされているような感じです。もちろん安いと国民は買ってしまうわけですから押し売りっていうのも変ですが…




  49.   牛と草地の図式と、丸紅の飼料トウモロコシ大量輸入の写真が結びついて、農 業における物質の循環が大変なことになっていることが納得できました。

     また、コーンスターチから自然に還るプラスチックを大量生産しようと試みて いるのも、一見素晴らしいことのようですが、やはり農業の循環の自然なあり方 からかけ離れていると思いました。

     やはり国境を定め、貨幣を用いる人間という存在は利益を追い求めて自滅の道 を歩むしかないのだろうか、と少々悲観的になりました。




  50.  第四回講義の出席メールです。

    今回の講義で、政府の後先を考えない農業政策の実態が明らかになってきた気がします。日本は材料を輸入して完成品を輸出するのが役割だという考え方を改めるべきだと言っておられましたが、本当にそのとおりだと思います。ただ、今のままの状態で循環型農業にきりかえようとしても、玉ねぎのような肥料を大量に必要とする作物ばかりを作るわけにはいかないし、何より肉食の規模を縮小しなければ根本的な解決にはならないと思うのです。先生はどうすれば良いと思っていらっしゃるのか聞くのを楽しみにしています。次回もよろしくお願いします。




  51.  第四回目から授業を受けます。
    メールはちゃんと届いてるでしょうか?
    また、メールの形式はこれでよろしいのでしょうか?

    感想
       興味の持てるA郡の授業を探していたんですが、この授業はとても興味が持てそうです。途中からではありますがよろしくお願いします。
     さて、第四回目の授業ですが、率直な感想は、世の中は思った以上に複雑だなということです。私たちが知ることのできる情報は限られてますが、私たちの知らないところでいろいろな人の意見、思惑によって歴史が作られていくのだなと思いました。

       メール、届いています。

       一応、出席メールの締め切りは、講義終了後、次の水曜日の正午ということにしています。メールには、毎回、講義日、氏名、学部、学年を書いて下さい(件名欄、ないし本文中に)。


  52.  回をおう毎に、講義の中身が深く…と言うか、日本の農業や農水省、貿易などの構造が浮き彫りになってきてきているように思います。トウモロコシの輸入現場の映像は本当にびっくりしました。スケールが違いますね。それと、ほかの学生さんの出席メールの凄さも相変わらずですね。先生の講義に来れば、真面目で熱心な学生に出会えるような気がしています。




  53.  不覚にも送信が遅れてしまい、申し訳ありません。

    今回レモンの自由化に際して、首相が保身のために暗躍していたという事実を知り、あらためて日本の農業の悲しさ、苦しみを思い知りました。自国の農業を思いやれない者が首相に選ばれていたのかと思うと、民主主義とはよく言ったものだとつくづく感じます。こういった政府の、自らの責任である事実を有耶無耶にし続ける姿勢が続く限り、農業のみならず多くの国民が辛い思いをすることになるのでしょうか…そんな中、先生は政府の間違いを指摘する立場をとり続けていると聞き、講義中、がっかりさせてくれる事実の中に光を見た気分でした。大変な道程でしょうが、これからも頑張ってください。




  54.  10月29日は授業がないとのことでとても残念です。来週の授業、期待しています。




  55.  僕が今回の授業で聞いたことで最も驚いた事は、池田勇人首相がレモンの輸入自由化を決定したことによって、日本国内で生産されたレモンの価格が元は30円前後だったのにわずか2,3円になってしまったということです。僕はまずレモンが国内で生産されていたという事実を知らなかったのでその事にまず驚いたのですが、まさか輸入自由化によってそこまでレモンの値段が急騰するのかとびっくりしました。池田勇人首相が、自分の出身地がレモンの主要生産地である広島であるにも関わらず、レモンの自由化を推進した背景にどのような事情があったのかは分からないですが、激しい住民の反対により、次の選挙に出馬していればの話ですが首相なのに落選していたかもしれないという話を聞き、さらに驚きました。池田勇人首相は歴代首相の中で唯一京大卒という事と国民所得倍増計画に成功したという事で僕の中では英雄的な首相なので今回話は大変印象に残り、勉強になりました。




  56.  おもしろかった。第二部が楽しみである。興味深そうだ。




  57.  今日はいつもの授業の本題に入る前のみんなのメールへの返答をしていることへの感想を述べたいと思います。
    今まで授業を受けてきた中で、このような形態をとっている授業を受けたことがなかったのでかなり斬新なアイディアだと思っています。
    また、一方的な授業になることなく双方向的な授業としてきちんと成り立っていると思います。
    今後もがんばって下さい。




  58.  先週の講義に出席しました




  59.  大量の飼料を輸入するのは良いが、それを食べた家畜の糞尿が還元されない、という事を言われてはたと強く「確かに」と同意してしまいました。飼料の大量輸入の、今まで考え付かなかった側面でした。循環されて然るべきモノゴトが循環されないのであれば、悪い方向に事態が進んでいくのは明らかだと思います。




  60.  出席メール送信が大幅に遅れてすみません。

    時間割の関係で四回目からの出席です。

    前回(10/22)の授業で、先生が最後の方におっしゃっておられた「農業における物質循環」に ついてが、特に気になりました。授業中、先生は家畜の排泄物に関しての意見を述べられてい ましたが、それ以上にヒトのモノの方が問題ではないでしょうか(お食事中でしたら、ごめん なさい)。家畜が全国で何頭いるのかは知りませんが、おそらく家畜のために輸入されている 牧草などと、人間のために輸入されている食料とでは圧倒的に後者の方が多いと思います。

    日本全国で一億人以上が生活しており、しかもその食料のうちの数十%を海外からの輸入に頼っ ているという現状では、物質循環なんて皆無であり、国内に窒素分がたまるのは当然でしょうし、 それゆえ赤潮や湖沼の富栄養化などが起こるのも当然でしょう。授業中ちらっと触れられていた 「排泄物の輸出」などまさかできるわけがないでしょうから、このまま今のような「窒素分輸入 過多」な状況が続けば、赤潮などの公害は増える一方だと思います。また、食料輸出国側にして みれば、土地の養分をせっせと国外へ出し続けているわけですから、いずれその国の土地はやせ、 化学肥料に頼ることとなってしまうと思います(結果的には植物が育てられないような状況に 陥ってしまうのでは?)。

    こういった、誰が見ても明らかにおかしい状況に陥った理由としては、
    1.授業中何度もあったように、日本の官僚制度
    2.消費者
    の負うところが大きいと思います。

    失政の方はとりあえずおいておくとして、「安さ」を求める消費者の購買行動が上記のような ことに影響を与えたとも言えるのではないでしょうか。そういう意味では、「安さ」よりも 「安全」を重視しだして消費者の目が国産農作物に向きだしたのは(皮肉なことですが) ある意味いいことだと思います。

    # それにしても、授業の最後の方に触れられていた「サイロ」のように、『みんなが損をする』と  いうような状況を作り出すことのできる官僚制度っていうのは、なんかもう呆れるしかないですね。




  61.   10月22日の授業に出席しました。

    遅くなりました。

       メール、届いています



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作成日:2004年11月01日
修正日:2004年11月01日
制作者:柏 久