地域理学療法学概論

授業の特色
本授業では,地域理学療法の実際を理解するために,その歴史的背景,社会的背景および制度について学習する.また,第一線の現場で働いている理学療法士および作業療法士からの助言と提言を行う.

授業の紹介
理学療法学は身体に生じた障害を軽減し,または代償する治療学である.究極の目標は障害の軽減と代償を通じて生活を支援することにある.したがって本授業では,医療機関での治療を終えた,または継続している身体的障害の方々への援助を生活の拠点である家庭や地域で行うための具体的方法と,それを支える制度基盤について概説する.学生は現場からの提言を傾聴し,理学療法士が地域において果たすべき役割について考察する.

講義詳細

年度
2006年度
開講部局名
医学部
使用言語
日本語
教員/講師名
黒木 裕士(医学研究科 教授)
細川 隆司(講師)
松田 美可子(講師)
渡邉 雅行(講師)

シラバス

教員
黒木 裕士(医学研究科 教授)
細川 隆司(講師)
松田 美可子(講師)
渡邉 雅行(講師)
授業計画と内容
第1回 地域理学理学療法学の歴史と社会的背景 (黒木)
第2回 行政の立場から見た地域理学療法 (細川)
第3回 介護保険と理学療法 (黒木)
第4回 訪問リハビリ(訪問指導)と住宅改修の実際(1)(松田)
第5回 訪問リハビリ(訪問指導)と住宅改修の実際(2)(松田)
第6回 地域理学療法と国際貢献 (渡邉)
第7回 地域理学療法の将来展望 (黒木)

第1回 地域理学療法学の歴史と社会的背景 黒木 裕士
第2回 行政の立場から見た地域理学療法 細川 隆司
第3回 介護保険と理学療法 黒木 裕士
第4回 訪問リハビリ(訪問指導)と住宅改修の実際(1) 松田 美可子
第5回 訪問リハビリ(訪問指導)と住宅改修の実際(2) 松田 美可子
第6回 地域理学療法と国際貢献 渡邉 雅行
第7回 地域理学療法と国際貢献 黒木 裕士
成績評価の方法・観点
出席状況とレポートから総合的に判断する
履修要件
生活動作学実習,神経系理学療法学を修得していることが望ましい
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