Basic Developmental and Regenerative Biology
Numbering Code | U-SCI00 22713 LJ69 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 |
Instructor name |
FUNAYAMA NORIKO (Graduate School of Science Associate Professor) SATOU YUTAKA (Graduate School of Science Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 発生生物学の基礎となる細胞・分子機構の概要を解説し、これらの機構が実際にどの様な個体形成課程で用いられているのか、モデル動物(ホヤ、カエル、線虫、ウニ)の初期発生過程を用いて解説する。現在良い教科書がない「再生現象」、「環境発生生物学、進化再生生物学」に関する基礎を学ぶことを目的とし、幹細胞の定義、再生能を持つ動物の幹細胞システムとその分子基盤、高い再生能力を持つ動物の再生を可能にする組織・細胞・分子機構について解説する。 | ||
Course Goals | 到達目標:発生生物学、再生生物学の基礎的な知識の習得 | ||
Schedule and Contents |
第1回 発生生物学の基本的なコンセプト(佐藤) 第2~7回 ホヤ、カエル、線虫、ウニ、ショウジョウバエの初期発生(佐藤) 第8~10回 幹細胞の基礎と多能性幹細胞を持つ動物の基礎(船山) 第9~11回 動物の再生 再生における位置情報の獲得とその分子基盤(船山) 第12回 自然界にみる細胞型の変換・脱分化(船山) 第13~14回 個体発生時の器官形成・再生などにみる組織構築(船山) 第15回 フィードバック 受講者の背景や理解の状況に応じて、講義担当者が適切に調整する場合がある。講義の進め方については適宜指示するなど充分配慮する。 |
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Course Requirements | 発生生物学I・IIを学ぶ基礎として受講することが望ましい | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 基礎であるため予習は特に必要なく、復習を中心に行う。 | ||
References, etc. |
Principles of Development 邦訳:ウォルパート発生生物学, Lewis Wolpert ほか著, (メディカル・サイエンス・インターナショナル) Principles of Development 2015(第5版), Lewis Wolpert ほか著, (Oxford University Press, ) Molecular Biology of the Cell 邦訳:細胞の分子生物学, Bruce Albertsほか著, (ニュートンプレス) Molecular Biology of the Cell 2015 (第6版), Bruce Albertsほか著, (Garland Science) |