Molecular Functions in Biological Systems
Numbering Code | U-SCI00 33727 LJ68 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name |
TOCHIO HIDEHITO (Graduate School of Science Professor) DOI TOMOKO (Graduate School of Science Associate Professor) SEKIYAMA NAOTAKA (Graduate School of Science Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 生命現象は膨大な種類の生体分子が複雑に相互作用することで発現している。その本質的な理解に至るには、生体分子の性質に関する深い知識と洞察力が欠かせない。本授業では、細胞による情報処理を司るタンパク質や核酸について、構造生物学的および生化学的な観点から解説する。また、細胞内の分子環境や液-液相分離によるタンパク質・核酸の機能制御など、多数の生体分子の協調による細胞機能の調節についても議論する。 | |||
Course Goals |
1.タンパク質・核酸の構造や生化学に関する基本的知識の獲得 2.細胞膜と膜タンパク質の構造・機能についての知識の獲得 3.細胞による情報処理をタンパク質・核酸の構造・機能に基づいて考察できる 4.液-液相分離による細胞機能の制御についての知識の獲得 5.細胞内環境が生体高分子の機能に及ぼす影響を考察できる |
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Schedule and Contents |
以下のテーマについて、各章あたり1~3回、全15回(フィードバックを含む)の授業を行う予定である。 1章 タンパク質・核酸についての基本事項(杤尾) 2章 タンパク質の翻訳後修飾による細胞機能制御の構造生物学(杤尾) 3章 免疫システムの構造生物学(杤尾) 4章 GPCRによるシグナル伝達の構造生物学(土井、杤尾) 5章 液-液相分離による細胞機能の制御(関山、杤尾) |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
予習:シラバス、或いは前回の講義での予告に基づき、当該回の講義内容について、予備知識を得ておくこと。 復習:配付資料に基づき各回の講義内容を確認すること。また、講義内容では概説にとどまった部分について、関係図書を調査し知識を深めること。 |
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Textbooks | Textbooks/References | 適宜、資料を配布する。 | ||
Related URL | http://mb.biophys.kyoto-u.ac.jp/ |