Experiment on Sedimentology and Structural Geology

Numbering Code U-SCI00 33542 PJ58 Year/Term 2022 ・ Intensive, Second semester
Number of Credits 1 Course Type Experiment
Target Year 3rd year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name SATOU KATSUSHI (Graduate School of Science Associate Professor)
NARUSE HAJIME (Graduate School of Science Associate Professor)
YAMAJI ATSUSHI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor)
Outline and Purpose of the Course 本実験は以下の2つの部分からなる。(1)地層を構成する堆積物と堆積岩について,その成因を理解し,地層から地球表層プロセスを解明する手法を習得することを目的とする。野外巡検・水槽実験ならびに数値シミュレーションについて実習を行う。(2)地層を変形させたテクトニクスを解明する手法を修得することを目的とし,地質構造のデータを解析する方法について実習を行う。
Course Goals 野外における現実の地層や地質構造の観察で有用な情報を引き出す能力を養う。
Schedule and Contents この実験科目は後期後半8週の水曜日3,4時限に理6-208室にて実施する。内容は堆積学と構造地質学の2つの部分からなる。
<堆積粒子と堆積構造(成瀬)>
1.音羽川巡検(河川地形の観察)
2.水槽実験(河川地形の形成要因とベッドフォーム)
3.堆積構造の解析(電子顕微鏡観察・実験地形3次元計測・粒度分析・粒子ファブリック画像解析)
4.ベッドフォーム数値シミュレーション
<地層の変形と応力(佐藤・山路)>
5.方位解析(計算機によるステレオ投影,分散行列,褶曲軸)
6.歪解析(歪マーカー,Rf/φ法)
7.小構造データの観測(野外,鉱物脈)
8.応力解析(岩脈法)岩脈による応力解析
Course Requirements 地質調査・分析法I,課題演習E1,地球惑星史基礎論,地球惑星物質科学基礎論,地質科学表層プロセス基礎論,地質科学内部プロセス基礎論を履修済みであると想定する。また,構造地質学を同時に履修することが望ましい。各自の責任で野外活動中の事故に備えた保険に加入することを必須条件とする。
Study outside of Class (preparation and review) 高校地学の教科書または学習参考書を見ておくことを勧める。また,三次元的な形状や構造を思い描く能力を鍛えることを勧める。
Textbooks Textbooks/References 授業中に指示する
適宜,プリントを配付する。
References, etc. 構造地質学, 狩野謙一・村田明広, (朝倉書店), ISBN:4254162375, 構造地質学の博物学的側面を中心に解説した教科書
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