Chemistry for Earth and Solar System Evolution

Numbering Code U-SCI00 22507 LJ58 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 2nd year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.1
Instructor name ITOU SYOUICHI (Graduate School of Science Associate Professor)
TAKAHASHI KENSHI (Research Institute for Sustainable Humanosphere Associate Professor)
Noguchi Takaaki (Graduate School of Science Professor)
Outline and Purpose of the Course 隕石や地球の岩石,さらには化石や生体試料を分析することで,46億年にわたる地球・太陽系の進化過程(惑星成長と内部構造進化,月や海の形成,地球表層環境変化,生命の誕生と進化等)に極めて強い制約条件を付すことができる。分析技術のめざましい進歩により,試料から得られる化学情報の質と量は飛躍的に向上し,今では様々な物質化学的研究の基盤的手法となりつつある。本授業では,試料から様々な化学情報を引き出す際に重要となる物理化学(気体分子運動論、熱力学)と無機化学(元素の性質、同位体),さらには化学分析を支える機器分析の基礎を,可能な限り最新の化学データを参照しながら解説する。
Course Goals 太陽系初期あるいは地球形成過程で起こった様々な現象を理解する。
レポート課題に対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。
Schedule and Contents 以下のような課題について授業を行う。
1~4. 太陽系の化学組成(伊藤)
5~8. 大気と地球の化学(高橋)
9~12. 太陽系の形成と進化(同位体年代学)(野口)
13~14. 安定同位体地球化学(地球外物質,隕石) (伊藤)
Course Requirements 1~2回生で「無機化学」あるいはそれに関連した科目を履修していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 講義後,復習を行うとともに,配布資料や講義ノートを用いて予習を行うこと。
Textbooks Textbooks/References 関連資料は随時配布するが,出版書としては以下の3冊を推奨する。
生命の惑星:ビッグバンから人類までの地球の進化、チャールズ・ラングミュアー、ウォリ-・ブロッカー(京都大学学術出版会)ISBN:9784876985418
「地球化学」佐野有司、高橋嘉夫(共立出版)ISBN:9784320047204
「宇宙・地球化学」野津憲治著,2010年,朝倉書店ISBN:9784254146363
「宇宙・惑星化学(地球化学講座 2)」松田准一・圦本尚義 編,2008年,培風館ISBN:9784563049027
References, etc. 随時紹介する。 
PAGE TOP