Paleontology II
Numbering Code | U-SCI00 44510 LJ58 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 4th year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.2 | |
Instructor name |
UBUKATA TAKAO (Graduate School of Science Professor) NARUSE HAJIME (Graduate School of Science Associate Professor) MATSUOKA HIROSHIGE (Graduate School of Science Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 古生物学は化石記録に基づく過去の生物を対象とした科学であり,生物学と地質学の境界領域にある。古生物学Ⅱでは,古生物学Ⅰで示した全体的な展望に続き,過去5億年間の化石記録の上で特に重要なグループを取り上げて多様な視点から掘り下げ,彼らの進化の過程とその古生態学的背景について学ぶ。 | |||
Course Goals | 古生物学上重要な生物の進化史とその研究方法について理解する。 | |||
Schedule and Contents |
おもに無脊椎動物と脊椎動物の化石記録および生痕化石等に焦点を当て,その系統分類・比較形態・古生態・進化史およびその研究方法について講述する。 (1)古生物の系統分類(生形貴男)【3週】 現状と動向,系統推定法,全生物と動物の系統 (2)高次レベルの古生物学(生形貴男)【2週】 生体鉱物学,データベースの活用 (3)脊椎動物の進化と適応・放散(松岡廣繁)【5週】 原索動物から有羊膜類,哺乳類への歩み (4)無脊椎動物各説(生形貴男)【3週】 刺胞動物,軟体動物,腕足動物,節足動物,棘皮動物 (5)堆積物と生物活動(成瀬 元)【1週】 生痕化石等 (6)フィードバック【1週】 |
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Course Requirements | 同じ日の午後に実施される古生物学実験では,実際の化石標本を使いながら実習が行われる。二つの授業には関連性があるため,同時履修が望ましい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 配布される講義資料や授業ノートをもとに各自復習すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
用意した講義プリントをはじめに配布する。 |
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References, etc. |
古生物の科学1-古生物の総説・分類, 速水 格・森 啓, (朝倉書店), ISBN:4-254-16641-9 古生物の科学2-古生物の形態と解析, 棚部一成・森 啓, (朝倉書店), ISBN:4-254-15542-7 古生物の科学3-古生物の生活史, 池谷仙之・棚部一成, (朝倉書店), ISBN:4-254-16644-3 古生物の科学4-古生物の進化, 瀬戸口烈司・小澤智生・速水 格, (朝倉書店), ISBN:4-254-16644-3 古生物の科学5-地球環境と生命史, 鎮西清高・植村和彦, (朝倉書店), ISBN:4-254-15545-1 進化-分子・個体・生態系, バートン, N.H.他[宮田 隆・星山大介:監訳], (メディカル・サイエンスインター ナショナル), ISBN:978-4-89592-621-8 |
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Related URL | http://turbidite.secret.jp/ |