Laboratory Work in Physics A6

Numbering Code U-SCI00 33270 SJ57 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 5 Course Type topics seminar
Target Year 3rd year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.3・4・5
Instructor name YOSHIDA KENICHI (Graduate School of Science Assistant Professor)
GOGAMI TOSHIYUKI (Graduate School of Science Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 自然界の4つの相互作用について学ぶ。また、放射線計測の基礎を学び、宇宙線、加速器を用いた放射線計測の実習を行う。加速器を使用する実験では、特に、熱・冷中性子ビームを用いて強い相互作用を伴う代表的な反応を調べる。結果を理論的に解析し、自然界を支配するそれぞれの相互作用の強さと特徴を体得する。
Course Goals 4つの基本相互作用について、基本となる理論の枠組みを理解するとともに、放射線計測の実験手法とプログラミング(C/C++等)を用いたデータ解析の基礎を習得し、実験によって得られた結果について考察する能力を養う。
Schedule and Contents 理論ゼミ:下記の内容について輪講形式でゼミを行う。(担当:吉田)
1) “Basic Ideas and Concepts in Nuclear Physics”, K. Heyde,第5章、ベータ崩壊 (約7回)
2) 「原子核と放射」八木浩輔、第二章 2核子系の量子力学(約7回)

実験:(担当:後神)
 ゼミと実習:
  1)シンチレーション検出器(約6回)
  2)データ解析の基礎(約4回)
    * 宇宙線の測定
    * データの統計的取り扱い
    * C/C++ 等を使ったデータ処理

 加速器を使用した実験 (約4回):
  3)タンデム棟における熱・冷中性子線を使った実験等
   (例) * 中性子スピン干渉実験
     * 中性子捕獲反応からのガンマ線の測定
      (重陽子の結合エネルギーの測定)
      等々、興味を持った実験を行う。
Course Requirements 電磁気学や量子力学を履修していることが望ましい。

加速器を用いる実験では、準備に一日、本実験に 1~2 日程度の実習が見込まれるので、対応できる者が望ましい。

日程については相談し決定する。
Study outside of Class (preparation and review) セミナー形式での発表については予め準備してくること。
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