Laboratory Work in Physics A4
Numbering Code | U-SCI00 33267 SJ57 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 5 | Course Type | topics seminar | |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.3・4・5 | |
Instructor name | WAKASUGI MASANORI (Institute for Chemical Research Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 20世紀最大の発明の一つといわれるレーザーは既に誕生して50年を経たが,そのレーザー技術の発展は今なお著しく,今や物理(物性から核物理,素粒子物理,宇宙物理),化学,生物などの広い学術研究から産業・医療の分野における応用まで広く用いられている.演習では光学とレーザーの基本原理,高強度レーザーの要素技術,レーザー光測定技術,レーザー実験及び安全について学習し,レーザー物質相互作用実験を体験する.様々な分野において重要なツールになってきているレーザーに関する入門的な演習である. | |||
Course Goals |
・光の時代と言われる現在に求められる光に関する基礎知識を習得する.とくに,高強度レーザーと物質に関する世界の最先端の研究を理解するための物理を学ぶ. ・教科書などには記載されていない研究の実体験をする. ・最先端研究に必要不可欠な光学に関する技術を学ぶ. ・将来の論文化を目指した新規の課題に取り組む. |
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Schedule and Contents |
(1)予備講義・実験 (5回) 0. レーザーとその応用の概論、課題演習の概要 1. 光実験の基礎(反射、屈折、回折、偏光、像転送) 2. 極短パルスの測定(光検出器の原理) 3. レーザーと物質との相互作用 4. 予備実験レポートの提出 (2)課題実験「高強度レーザーと物質との相互作用」 (9回) 高強度短パルスレーザーの固体への照射実験を行う.発生する放射線や固体の状態変化を調べることにより相互作用の物理を考察する.計測には既存の装置を用いることもあるが,必要に応じて装置を新規に製作または一部改良し、計測診断の原理・技術について学ぶ.尚,予備実験の進捗状況に合わせて適切なテーマを選定する. (3)レポート提出、発表会(1回) |
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Course Requirements | 特になし | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 論文などの研究資料を指示するので,それらを事前に読み,不明な点などについて,指導教員と議論する. | |||
Textbooks | Textbooks/References |
レーザーハンドブック 初版と第2版, レーザー学会編, (オーム社) レーザー物理入門, 霜田光一, (岩波書店) 物理光学, 吉原邦夫, (共立出版) |