Laboratory Work in Biological Science E
Numbering Code | U-SCI00 33766 EJ69 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Practical training |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name | (Faculty of Science) | ||
Outline and Purpose of the Course | 生物科学の種々の分野について,その分野に精通した教員が実習指導や演習指導を行う。研究の一端を体験することにより,当該分野の基礎的解析法を学び,分野への理解を深める。選択した課題について4週間にわたり実習を行う。 | ||
Course Goals | 選択した課題に関する基礎的事項を理解し、実施した研究手法を習得する。また、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
以下の課題のうちより1つを選択する。実習の進行計画は課題毎に個別にもうける。 1.設計図から紐解く生物学(石川、三好、中岡) 分裂酵母および培養細胞を用いて染色体末端テロメアの機能や細胞周期の制御機構について学ぶ。細胞内のテロメラーゼ活性の測定や,テロメアDNA長,テロメア関連タンパク質間の相互作用などの解析を通じて染色体を保護するシステムについて理解する。この他に細胞周期制御が染色体分配に果たす役割についても学ぶ。 2.細胞シグナル伝達の分子生物学基礎(日下部、宮田)(本年度不開講) 哺乳類培養細胞とアフリカツメガエルなどを用いて,細胞の増殖,分化及び発生を制御するシグナル伝達機構を解析するための基礎的手法を学ぶ。 3.蛋白質構造研究の基礎技術(杤尾、土井、関山) タンパク質の立体構造を決定するための試料調製,結晶化方法,X線回折データからの構造決定法を学ぶ。また,核磁気共鳴法を用いたタンパク質間相互作用解析についても基礎的な実習を行う。 4.動物発生のライブイメージング・宿主成長を支える共生微生物(上村、碓井、服部) 神経系と上皮に注目し,神経回路の構造と活動や上皮ダイナミクスを解析するためのライブイメージングと光遺伝学的手法を学ぶ。また,宿主の成長を支える共生微生物の解析手法についても学ぶ。 5.植物系統分類学の基礎的技術(田村(実)、高山、布施) 陸上植物の分類方法,及び大進化,種分化,集団分化機構などの解析に必要な資料の取りまとめ方,形態や分子マーカーを用いた解析技術の習得など。 |
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Course Requirements | 学生教育災害傷害保険に加入すること。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 各課題において、実習の進行状況に合わせて適宜行う。 |