Laboratory Work in Biological Science D
Numbering Code | U-SCI00 33765 EJ69 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Practical training |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name | (Faculty of Science) | ||
Outline and Purpose of the Course | 生物科学の種々の分野について,その分野に精通した教員が実習指導や演習指導を行う。研究の一端を体験することにより,当該分野の基礎的解析法を学び,分野への理解を深める。選択した課題について4週間にわたり実習を行う。 | ||
Course Goals | 選択した課題に関する基礎的事項を理解し、実施した研究手法を習得する。また、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
授業計画:以下の課題のうちより1つを選択する。実習の進行計画は課題毎に個別にもうける。 1.生態学(曽田、渡辺、BARNETT、酒井) 動物の群集や個体群あるいは植物群落を対象に,生態学の基本的な考え方や調査技術を修得することを目的としている(受講希望者は,野外調査法(生態)を履修していることが望ましい)。 2.免疫生物学(高原) 免疫相当細胞の組織内分布,マクロファージの食作用,抗体産生細胞の増殖等に関する実験を行う。技術としてはマウスの免疫方法,細胞・血清の調製,免疫電気泳動,蛍光フローサイトメリー,ELISA法等を修得する。随時,分子免疫学の最近の話題も紹介する。 3.植物の分子遺伝学(鹿内、竹中、槻木、西村) シロイヌナズナ(アラビドプシス)とクラミドモナスの葉緑体機能,器官形成,母性遺伝に関する突然変異体を用いて,高等植物,藻類における様々な遺伝子制御システムを理解するための分子遺伝学,生理学,生化学の基礎的な解析法を習得する。 4.神経生物学(川口、田中(洋)、井下) 脳・神経系の機能を研究する実験手法を学ぶ。具体的には,静止電位,活動電位,シナプス電位,神経伝導など神経系のはたらきの基礎現象について,古典的な電気生理学実験(細胞内電位測定・パッチクランプ法)と最先端の蛍光イメージング技術により計測し,イオンチャネルなど分子レベルから理解する。実験結果については,発表会を行い,データ解釈および関連事柄を議論する。 5.組織構築の細胞動態(船山、川口) 動物がどのようにして三次元形態を構築していくのか,カイメンを用いて観察・実験を行い,そのメカニズムを考察する。細胞レベルでの理解のための実験系,及びタイムラプス・ライブイメージングにより得られたデータの解析も行い,自分なりの問題点に対してデータを抽出,考察する。また,マウスの脳神経系を用いて神経回路の発達による成熟を観察し,そのメカニズムを考察する(この部分は神経生物学で実施する実習の一部と共通化する予定)。 |
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Course Requirements | 学生教育災害傷害保険に加入すること。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 各課題において、実習の進行状況に合わせて適宜行う。 |