Laboratory Work in Biological Science C
Numbering Code | U-SCI00 33764 EJ69 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Practical training |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name | (Faculty of Science) | ||
Outline and Purpose of the Course | 生物科学の種々の分野について,その分野に精通した教員が実習指導や演習指導を行う。研究の一端を体験することにより,当該分野の基礎的解析法を学び,分野への理解を深める。選択した課題について4週間にわたり実習を行う。 | ||
Course Goals | 選択した課題に関する基礎的事項を理解し、実施した研究手法を習得する。また、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
以下の課題のうちより1つを選択する。実習の進行計画は課題毎に個別にもうける。 1.動物の行動(森(哲)) 動物の行動の観察を野外や室内で行い,動物行動学調査の基本的な手法を学び,実践的経験を身に付ける。また,行動実験の立案や実施を自立的に行なうことによって,自ら研究計画を立てて,解析する能力を養う。 2.植物の光応答とシグナル伝達(松下(兼任)、望月、鈴木) シロイヌナズナの突然変異体や遺伝子導入植物などを用い,光応答の分子レベルでのシグナル伝達機構に関する実験を行う。また,これらの実験を通して,研究遂行に必要な「実験の組み立て方」や「基礎的な実験技術」の習得,さらには実験結果に対する「考察や議論の仕方」について学ぶ。 3.動物の発生:細胞分化と器官形成(高橋、佐藤、稲葉) 主にトリ胚やホヤ胚を材料にして,細胞分化や器官形成のしくみを研究するための基礎的解析方法について習得する。初期胚を構成する組織のあらましを理解し,現代的な胚の遺伝子操作法を学ぶことによって,それらがどのような発生メカニズムの理解に繋がるかを考察する。 4.情報変換分子の機能解析法(今元、山下) 生体の情報変換に関与する蛋白質(受容体,G蛋白質・効果器酵素)について,光情報変換系を実験材料として分子レベルでの構造・機能解析のための基礎的手法を学ぶ。また,光受容体の生物物理学的性質の違いを調べ,高次機能(色覚や薄明視)との関連を考察する。 |
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Course Requirements | 学生教育災害傷害保険に加入すること。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 各課題において、実習の進行状況に合わせて適宜行う。 |