Special Study CourseII(Biological Sciences) 2

Numbering Code U-SCI00 45701 GJ69 Year/Term 2022 ・ Intensive, year-round
Number of Credits 12 Course Type graduation research
Target Year 4th year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name NAKANO TAKAFUMI (Graduate School of Science Associate Professor)
OKAMOTO TAKU (Graduate School of Science Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 主に内陸棲のグループを対象として、動物系統分類学とその関連分野における研究を行う。野外調査で採集した標本と既存標本に基づいて、系統分類学、形態学、生物地理学、生活史などの研究テーマに取り組み、様々な分類群における種多様性と進化史の解明に貢献することを目指す。
Course Goals 動物系統分類学に関する文献・専門書の渉猟を通して、文献収集のテクニックを習得し、動物系統分類学における理論と実際の先行研究を理解する。
動物系統分類学における研究を通して、課題解決のための計画を立案する能力、継続的に課題に取り組み、得られた成果を論文として結実させる能力を養う。
Schedule and Contents 「今現在いったいどれほどの種が地球上に存在しているのか」、そして「多様な種はどのように進化してきたのだろうか」という究極的な問題を念頭に置き、主に内陸棲動物を対象とした系統分類学的研究に取り組む。

具体的には、新種記載や既知種の再検討、種内の形態/遺伝的変異の解明、生活史の解明などのテーマを設定し、研究を進める。実際の研究では、野外での動物の採集は勿論のこと、博物館に収蔵されている既存標本の調査を行うこともある。得られた標本について形態観察や、DNA情報の解析を行い、成果を論文としてまとめる。

教員が専門としているグループは、ヒル類・クモ類・ヨコエビ類(中野)と,爬虫類(岡本)であるが、研究対象動物、研究内容、研究方針は担当教員との面談の上決定する。
Course Requirements 動物の種多様性や系統分類学に関する専門基礎科目、専門科目、セミナー、そして生物学実習を履修しておくことが望ましいが、必須ではない。また、学生教育災害障害保険に加入すること。
Study outside of Class (preparation and review) 動物系統分類学に関する文献や専門書を継続的に読み、自ら学習することが望ましい。
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