Ecology II
Numbering Code | U-SCI00 33705 LJ69 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Fri.2 |
Instructor name |
SOTA TEIJI (Graduate School of Science Professor) WATANABE KATSUTOSHI (Graduate School of Science Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 生態学の基礎概念について,主に動物が関係する事象から学ぶ.まず,個体群レベルの生態学的現象と適応進化について学び,さらに種間および群集レベルの生態学的現象とその進化的側面についても学ぶ.最後に,応用的分野として,保全生態学の内容を学ぶ. | ||
Course Goals |
生態学の基礎的な事項に関する知識を習得する. 基礎的な生態学知識に基づいて,個体群動態など生態的現象の解釈や予測などを行う方法を習得する. 野生生物管理・保護などの基礎となる生態学的事項を理解する. |
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Schedule and Contents |
以下の2部構成で,各項目を1~2週で講義する. 第Ⅰ部.個体群の動態と種間関係(担当・曽田) (1)生態学への導入 (2)生活史と個体数の動態 (3)密度依存性と個体数調節 (4)生活史の進化 (5)種間競争の動態 (6)競争種の進化 (7)捕食者と被食者の個体群動態 (8)捕食者と被食者の進化 第Ⅱ部.群集生態学と保全生態学(担当・渡辺) (9)群集の種多様性と多種共存機構 (10)食物網の構造と安定性 (11)生物多様性と生態系機能 (12)生物多様性の保全 (13)個体群の存続 (14)個体群の遺伝的多様性 (15)フィードバック |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) |
生物の生態に関する関心を持ち,野外観察やメディアを通して生態的現象についての知識を広めるように務める. 受業内容について復習し,分からない点は質問をすること. |
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References, etc. |
生態学ー個体から生態系へ(原書第四版), ベゴン他(堀道雄監訳), (京都大学学術出版会) 生態学入門, 日本生態学会, (東京科学同人) 群集生態学, 宮下直・野田隆史, (東京大学出版会) 保全生態学入門, 鷲谷いずみ・矢原哲一, (文一総合出版) 保全生態学入門, フランカム他, (文一総合出版) |