Metamorphic Petrology
Numbering Code | U-SCI00 44514 LJ58 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 4th year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.5 | |
Instructor name |
KAWAKAMI TETSUO (Graduate School of Science Associate Professor) HIGASHINO FUMIKO (Graduate School of Science Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
地球規模の造山運動プロセスを理解するために、地質科学概論II、地球惑星物質科学基礎論、岩石学、鉱物学などで学習した理論岩石学的知識とそれを活用した研究能力の高度化を目指す。 そのために、岩石熱力学、部分溶融プロセス、基幹分析機器(電子線マイクロアナライザー、顕微レーザーラマン分光計など)、岩石学関連の熱力学計算ソフトウェア、岩石組織解析法、世界各地の主要な造山帯の特徴などについて講義や輪読・演習を行う。 |
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Course Goals |
・岩石が形成された温度圧力条件や高温継続時間を推定する手法とその基本原理を理解する。 ・地球惑星物質の研究で使用する主要分析機器の基本原理を理解する。 ・日本や世界各地の造山帯の形成過程の基礎を理解する。 |
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Schedule and Contents |
以下の項目について、受講生の理解度と進捗状況を勘案しつつ、各項目につき2~4回程度実施する。 (1)超高温変成作用・超高圧変成作用(河上) (2)熱拡散(河上・東野) (3)移流拡散方程式と応用例(東野) (3)部分溶融プロセス(河上) (4)基幹分析機器の基本原理と分析実習(河上) (5)岩石学関連ソフトウェア演習(河上・東野) (6)世界各地の造山帯各論(河上・東野) |
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Course Requirements | 地球惑星物質科学基礎論、岩石学、課題演習E1/E2、岩石学実験を履修していることを前提として授業を進める。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業資料はPandA経由で受講者に配布する。授業で配布した資料については、自宅等で復習するとともに、1つのファイルにまとめて毎週持参すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 特に指定しない。 | ||
References, etc. |
Metamorphic Phase Equilibria and Pressure-Temperature-Time Paths, Spear, (Mineralogical Society of America), ISBN:0-939950-34-0 変成作用, 都城秋穂, (岩波書店) |