Special study course II (Chemistry) 16
Numbering Code | U-SCI00 45615 GJ60 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, year-round | |
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Number of Credits | 12 | Course Type | graduation research | |
Target Year | 4th year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name | BANDOU TOSHIKAZU (Graduate School of Science Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 遺伝情報を担うDNAの化学反応性、小分子による認識、機能発現についてケミカルバイオロジーの手法を用いて研究を行う。4回生の段階では、実験手法の理解や研究の進め方について、課題実験や最新の研究論文を精読することにより、分子レベルでの生物化学研究の基礎を修得する。 | |||
Course Goals | 最新のケミカルバイオロジーの手法を学び、これらを用いてDNAの化学反応性、小分子による認識、機能発現制御に関して基本的事項を理解する。 | |||
Schedule and Contents |
遺伝情報を担うDNAからどのように必要な情報は引き出されるのか、またDNAはどのような化学反応性や物性を持ち、タンパクや小分子により認識や反応が起こるのかを分子レベルで解明する。さらにそれらの知見に基づいて、ケミカルバイオロジーの手法を用いて特定の遺伝子の発現を調節する分子の設計を目指す。具体的には (1)細胞内のDNA高次構造の解析 (2)人工遺伝子スイッチの創製 を主なテーマとして研究を行っている。DNA上のミクロな反応からマクロな構造変化に至る総合的なテーマ設定のもと、ポストゲノム時代、すなわち、化学と生物の融合の時代に先駆けた独創的な研究を目指す。 |
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Course Requirements |
3年時までに有機化学および生物化学の基礎知識を習得していることが強く望まれる。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | 授業の内容について1時間半程度の復習をすることが望ましい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 適宜、資料を配付する。 |