Special study course II(Physical Science) S2
Numbering Code | U-SCI00 45301 GJ56 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, year-round | |
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Number of Credits | 12 | Course Type | graduation research | |
Target Year | 4th year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name |
ICHIMOTO KIYOSHI (Graduate School of Science Professor) YOKOYAMA TAKAAKI (Graduate School of Science Professor) ASAI AYUMI (Graduate School of Science Associate Professor) UENO SATORU (Graduate School of Science Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
「太陽と宇宙プラズマ」 本課題研究では、「太陽観測」と「太陽・宇宙プラズマ理論」とについて、適宜合同で輪講・研究を進める。太陽や宇宙磁気プラズマ現象の基礎物理過程を明らかにするという観点から、初めに基本的な文献を講読した後、具体的な研究をすすめる。太陽観測では、表面の活動現象を具体的に解析出来る唯一の恒星である太陽について、その動的な大気構造と活動現象に着目し、飛騨天文台望遠鏡や人工衛星搭載望遠鏡などで取得された太陽活動現象の最新の観測データを解析する。太陽・宇宙プラズマ理論では、太陽をはじめとする宇宙でみられるプラズマ電磁流体現象について、数値シミュレーションを実施して解析する。 |
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Course Goals | 太陽や宇宙の磁気プラズマ基礎物理過程を理解することを目標とする。特に、太陽観測を主題とする受講者の目標は、分光学的プラズマ診断手法を通じて、太陽活動現象の物理を理解し、それが地球環境に与える影響を理解することとする。一方、理論を主題とする受講者の目標は、シミュレーションを通じて、太陽や宇宙のプラズマ現象を理解する方法を習得することとする。 | |||
Schedule and Contents |
【前期】基礎的文献輪講と観測合宿 太陽・宇宙プラズマ関連の基礎的文献を輪講する。 また観測合宿(飛騨天文台、5月連休の頃に数日程度)を実施する。 【後期】研究実践 研究を実際に行う。具体的テーマは受講者ごとにそれぞれ決め、最終的に、講演してレポートを執筆する。 |
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Course Requirements | 宇宙物理学の基礎となる数学および物理学を習得しておく必要がある。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 輪講に用いる基礎的文献(教科書や論文)は必ず予習すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 輪読文献は、初回に相談のうえで決定する。 | ||
References, etc. | 受講者の情報共有はPandAを通じて行う。説明会資料は、以下の物理学・宇宙物理学専攻ウェブサイトで公開している。 | |||
Related URL | http://www.scphys.kyoto-u.ac.jp/education/curriculum_department.html |