Special study course II(Physical Science) P6
Numbering Code | U-SCI00 45205 GJ57 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, year-round | |
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Number of Credits | 12 | Course Type | graduation research | |
Target Year | 4th year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name |
TSURU TAKESHI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) TAKADA ATSUSHI (Graduate School of Science Assistant Professor) UCHIDA HIROYUKI (Graduate School of Science Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
[高エネルギー天体物理] ゼミナールや実験を通して,高エネルギー天体観測および宇宙粒子物理学において重要となる,放射線と物質の相互作用や放射線検出器の原理,および天体物理学の基礎的な内容を理解することを目的とする。 |
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Course Goals | 前期においては、高エネルギー天体からの放射線を検出する装置を理解し、天体観測の基礎的実験技術を修得する。通年で、高エネルギー天体観測に関する研究課題に対して、自主的に取り組み、現象を考察し、問題を解決できる能力を養う。 | |||
Schedule and Contents |
【前期】 高エネルギー天体観測および宇宙粒子物理学の基本的な文献を読み,基礎知識の修得と問題点を理解する。また,P5と合わせて,3,4グループに分かれ,物質と高エネルギー光子の相互作用や、以下の観測装置について基礎的な知識と実験技術を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2・3回 ガス比例計数管 第4・5回 シンチレーションカウンター 第6・7回 半導体検出器 第8・9回 放射線検出用電子回路 第10・11回 天体観測装置紹介 第12回 高密度天体基礎 第13回 宇宙ジェット、ガンマ線バースト 第14・15回 宇宙線、天体放射機構、粒子加速 【通年】 通年で、2,3グループに分かれ,X線・ガンマ線天文衛星を用いた高エネルギー天体の観測,X線・ガンマ線・粒子検出装置開発,コンピュータを用いたシミュレーション実験などからテーマを選んで取り組み、2月または3月に成果発表会を行う。 第1回 研究課題の設定 第2~13回 研究課題実施 第14回 成果発表会準備 第15回 成果発表会 |
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Course Requirements | 量子力学,熱・統計力学,電磁気学などの基礎物理学の科目を受講し,修得していることを前提とする。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 前期の実験では、実験内容について予習すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
新版 宇宙物理学 ―星・銀河・宇宙論―, 高原 文郎, (朝倉書店), ISBN:978-4-254-13117-8 放射線計測 (新物理学シリーズ) , 加藤 貞幸, (培風館), ISBN:978-4563024260 シリーズ現代の天文学8 ブラックホールと高エネルギー現象, 小山勝二・嶺重慎 編, (日本評論社), ISBN:978-4-535-60728-6 |
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Related URL | http://www-cr.scphys.kyoto-u.ac.jp/gakubu/P6.html |