Ethology
Numbering Code | U-SCI00 33703 LJ69 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name | MORI AKIRA (Graduate School of Science Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 動物の行動について、自然史研究の立場を重要視しつつ、機能、至近要因、進化などのいろいろな面から論じる。また、一般論の説明だけでなく、教員自身が実際に行ってきた具体的な研究例を紹介し、動物行動学の研究とは何かを理解させる。 | |||
Course Goals | 動物行動学の基本的な概念および考え方を修得し、一つの課題についての背景を調べてレポートを自主的に取りまとめる能力を身につける。 | |||
Schedule and Contents |
基本的に以下のプランに従って講義を進める。ただし講義の進みぐあい、学生の理解の程度に対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 第1回 動物行動学とは:導入 第2回 適応と適応度 第3回 ゲーム理論 第4回 血縁淘汰 第5回 利他行動 第6回 性淘汰 第7回 性的二型 第8回 採餌行動 第9回 なわばり 第10回 防御行動 第11回 行動研究の実例 第12回 適応的でない行動の解釈 第13回 コミュニケーション 第14回 動物行動と認知科学 第15回 フィードバック |
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Course Requirements | 高等学校で「生物」を習得していること、もしくは全学共通教育科目「個体と集団の基礎生物学(基礎生物学Ⅰ)」を履修していることが望ましいが、必須ではない。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 上に示した参考書以外に講義中に多数の参考書を提示するので、それらに基づく予習、復習が望ましい。こちらから提示するレポートの課題は包括的なものであり、各自が自らの課題を設定する必要があるので、そのための予習も必要である。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 講義で使用するパワーポイントの内容や、配付するプリントをもとに、学生自らが自分なりの講義ノートを作成することを奨励し、特に教科書は指定しない。 | ||
References, etc. |
動物の生存戦略, 長谷川眞理子, (左右社), ISBN:978-4-903500-11-9 行動生態学, デイビス・クレブス・ウェスト, (共立出版), ISBN:978-4-320-05733-3 比較認知科学への招待―「こころ」の進化学, 藤田和生, (ナカニシヤ出版), ISBN:978-4-888-48437-4 動物行動学, オールコック・ルーベンスタイン, (丸善出版), ISBN:978-4-621-30589-8 |