Galactic and Interstellar Physics
Numbering Code | U-SCI00 44304 LJ56 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 4th year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
Instructor name | OOTA KOUJI (Graduate School of Science Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
前半では,星間物質の分布と物理状態について,観測に基づいて解説する。また,電離ガス雲,反射星雲,惑星状星雲,超新星残骸等の物理状態や構造について,星の形成・進化過程とも関連づけながら解説する。 後半では,系外銀河の諸性質について概観する。まず,近傍の宇宙における色々な銀河と銀河団,宇宙の大規模構造等を俯瞰する。次に,最近明らかになりつつある,遠方の(すなわち昔の)銀河の様子を見ながら,銀河形成と進化について紹介する。 |
|||
Course Goals |
・星間物質の分布と物理状態について理解する。 電離ガス雲,反射星雲,惑星状星雲,超新星残骸等の物理状態や構造を理解する。 ・系外銀河の諸性質を理解する。 近傍の宇宙における色々な銀河と銀河団,宇宙の大規模構造を理解する。 銀河形成と進化について理解する。 |
|||
Schedule and Contents |
下記の1章あたり1-2週の講義を行う予定である。 前半(星間) 1.星間物質の認識の歴史 2.電離雲(HII領域,惑星状星雲,超新星残骸), 電離平衡, エネルギー収支と禁制線 3.光解離領域 4.中性水素ガスと銀河構造 5.分子雲・星形成 6.星間ダスト,散乱・吸収・放射 後半(銀河) 1.銀河のいろいろとその分類 2.銀河の基本的性質 -円盤銀河- 3.銀河の基本的性質 -楕円銀河- 4.銀河団と宇宙の大規模構造 5.銀河の形成と進化 (銀河形成シナリオ,z<1の銀河進化,z~2の銀河進化,z>3の銀河進化) |
|||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義内容の復習をして、次の講義に臨む。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 使用しない。適宜、授業中にプリントを配布することがある。 | ||
References, etc. | シリーズ現代の天文学 星間物質と星形成,宇宙論II,銀河I,銀河II 日本評論社。さらに、授業中に紹介する。 |