Limnology, Field Course II
Numbering Code | U-SCI00 33772 EJ69 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Practical training |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name |
NAKANO SHINICHI (Center for Ecological Research Professor) SATO TAKUYA (Center for Ecological Research Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 河川観測調査に関する実践的プログラムへの参加体験を通じて、身近な自然である河川生態系の環境構造と生物群集についての理解を深める。特に、生物の分布に及ぼす環境構造の影響や「食う・食われる」の関係を通じて形成される生物間相互作用など河川生態系の生態学的な見方を身に付ける。 | ||
Course Goals | 河川生態系において、生態学的・陸水学的に基本となる科学的データ収集・解析法を学ぶと共に、長期に渡るデータの収集・保管や解析手法についても習得する。 | ||
Schedule and Contents |
実習は京都大学理学部木曽生物学実験所(長野県木曽福島町)にて7泊8日の日程で行う。前半は、河川生態学の基礎および標準的な河川調査法に関する講義を行い、生態学研究センターが主催する河川生態系の長期観測調査に参加する。後半は、参加者各自あるいは小人数のグループで短期研究課題を企画・実行する。なお、主に藻類、底生動物(水生昆虫)、魚類などを対象とするが、研究テーマは必ずしも河川内にはこだわらず、周囲の動植物に関するものも可とする。最終日には、長期生態系観測の結果を踏まえながら、各自の研究成果発表とグループ討論を行う。 実習スケジュール 1日目 午後5時までに木曽生物学研究所に集合、実習ガイダンスおよび講義 2日目 河川生態系観測調査(流量計測、礫付着藻類・底生動物・魚類の採集・同定など) 3日目 〃 4日目 渓畔域の生物に関する自由研究 5日目 〃 6日目 データ解析および研究発表 7日目 朝食後解散 実習開催日は8月の夏休み期間中を予定しているが、詳細は6月に掲示板にて告知する。 |
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Course Requirements | 学生教育災害傷害保険に加入すること。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 特に無し | ||
References, etc. | 河川生態学, 川那部浩哉/水野信彦・監修 中村太士・編, (2013), ISBN:978-4-06-155232-6 |