薬理学III【H30以降入学者用】

Numbering Code U-PHA00 3C306 LJ86 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 2nd & 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.1
Instructor name SHIRAKAWA HISASHI (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 循環器、血液・造血器、泌尿器、呼吸器および消化器での疾病の治療に用いられる薬物の薬理作用について、これら臓器の生理、疾患の発生機序と疫学、薬物治療のターゲットとなる生体分子と薬物の分子作用メカニズム、臨床応用での薬物選択における注意点や問題点などの知識を修得するとともに、新薬の開発動向と関連学問領域の最新知見を知る。
Course Goals 1.それぞれの臓器の生理機能とその制御機構の破綻に起因する疾患のメカニズムを理解し、説明できるとともに、新薬の開発動向と関連学問領域の最新知見について概説できる。
2.各疾患の薬物選択における注意点や問題点を理解し、説明できる。
3.各疾患の薬物治療に用いられる治療薬の作用機序、薬理作用および主な副作用を理解し、説明できる。
Schedule and Contents 1.高血圧の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
2.低血圧の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
3.不整脈の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
4.心不全の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
5.狭心症・心筋梗塞の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
6.末梢循環障害の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
7.中間試験およびフィードバック
8.血液凝固系における疾患の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
9.線溶系における疾患の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
10.造血器における疾患の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
11.貧血の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
12.泌尿器系における疾患の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
13.呼吸器系における疾患の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
14.アレルギー疾患の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
15.消化器系における疾患の病態生理、適切な治療薬及びその薬理作用
Evaluation Methods and Policy 中間試験50%、定期試験 50%。出席小テストの内容により加算する。
Course Requirements 本科目の学修には、薬理学Ⅰの履修範囲である薬理学の概念や細胞内情報伝達の基本原理の知識を前提としており、薬理学Ⅰをすでに履修していることが条件となる。
Study outside of Class (preparation and review) 薬理学Ⅰの履修範囲である薬理学の概念(薬物受容体、薬物の用量-反応関係等)や各種神経伝達物質・細胞内情報伝達の基本を理解していることを前提に授業を進める。
Textbooks Textbooks/References NEW薬理学, , (南江堂)
毎回、補足プリント配布
References, etc. 今日の治療薬, , (南江堂)
「ハーバード大学講義テキスト」臨床薬理学, , (丸善出版)
治療薬マニュアル, , (医学書院)
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