薬理学II【H30以降入学者用】
Numbering Code | U-PHA00 2C307 LJ86 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 2nd & 3rd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.1 | |
Instructor name | KANEKO SHIYUUJI (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 本科目では、前半で末梢神経系(自律神経・感覚神経・運動神経)に作用する薬物について、名称、薬理作用とそのメカニズム、臨床応用と主な副作用を学びます。 ここまでの範囲で中間試験を行います。後半では中枢神経系に作用する薬物について、名称、薬理作用とそのメカニズム、臨床応用と主な副作用を学びます。 ここまでの範囲で期末(定期)試験を行います。 | |||
Course Goals |
1. 中枢神経系と末梢神経系の構造と機能を説明できる。 2. 自律神経に作用する薬物の名称と作用メカニズム、臨床応用を説明できる。 3. 感覚神経や運動神経に作用する薬物の名称と作用メカニズム、臨床応用を説明できる。 4. 中枢神経系に作用する薬物の名称と作用メカニズム、臨床応用を説明できる。 |
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Schedule and Contents |
1. ガイダンス、局所麻酔薬(p.353-358) 2. 抗炎症薬(p.454-464、508-513) 3. アドレナリン作用薬(p.252-261)と適応症(喘息) 4. 抗アドレナリン薬(p.262-271)と適応症(高血圧、前立腺肥大) 5. コリン作用薬(p.234-242)と適応症(重症筋無力症、緑内障) 6. 抗コリン薬(p.243-251)と適応症(COPD、排尿障害) 7. 中間試験およびフィードバック 8. 抗パーキンソン病薬(p.301-311)、抗認知症薬(p.312-314) 9. 統合失調症治療薬(p.277-286) 10. 抗うつ薬・気分安定薬(p.287-300) 11. 催眠鎮静薬(p.318-334)、全身麻酔薬(p.345-352) 12. 抗てんかん薬(p.335-341) 13. 中枢性鎮痛薬(p.359〜370)、依存性薬物(p.371-379) 14-15. 後半のまとめ |
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Evaluation Methods and Policy | 小テスト20%、中間試験40%、定期試験40%の割合で評価します。小テストは予習を前提として授業時間の最初にPandAを用いて行います。 | |||
Course Requirements | 薬理学Iで生体の仕組みを理解していることを前提にして、疾患と治療薬についての講義を進めます。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 本科目は、反転授業です。第1回目を除く毎回、授業までに各自でYouTubeビデオ予習を行ってください。予習に必要なプリントは前回の授業で配布します。授業時間はパソコンやスマホを必ず用意して、まずPandAページの確認テストを行ってください。次に演習課題を出しますので、教科書やネットを調べ、情報をノートに書いて整理してください。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | NEW薬理学(改訂第7版), 田中/加藤/成宮, (南江堂), ISBN:978-4-524-26175-8, 薬理学シリーズ(I, II, III)で共通に用いる教科書です | ||
References, etc. |
Principles of Pharmacology 4th Edition, D.E.Golan et al., (Wolters Kluwer), ISBN:78-1-45119-100-4, Kindle version 図表をプリントにて使用 Goodman & Gilman’s Pharmacological Basis of Therapeutics 12th Ed., L.L.Brunton (Ed.) , (McGraw-Hill), ISBN:978-0-07-176939-6, Kindle version 図表をプリントにて使用 |