生物化学5(細胞生物学)
Numbering Code | U-PHA00 3A205 LJ86 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name |
IGAKI TATSUSHI (Graduate School of Biostudies Professor) KANDA HIROSHI (Graduate School of Biostudies Associate Professor) ENOMOTO MASATO (Graduate School of Biostudies Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 本講義では、生命の最小単位である細胞に焦点をあて、生物化学1~4で習得した種々の生化学的反応を細胞の場で統一的に理解する。また、細胞内小器官の構造と機能、細胞の増殖・分化・細胞死、さらには細胞がつくる社会の成立原理とその破綻による癌の発生機構に関しても理解を深める。細胞生物学を飛躍的に発展させた重要な研究成果も取り上げながら、考えることを重視した講義を行う。 | |||
Course Goals |
1.種々の生化学的反応を細胞の場で説明できる 2.細胞内小器官や小胞の構造と機能を説明できる 3.細胞の増殖や細胞死の機構とその役割を説明できる 4.細胞社会の成立原理とその破綻による癌の発生機構を説明できる |
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Schedule and Contents |
1.細胞生物学概論 2.モデル生物を用いた細胞生物学研究 3.細胞周期 4.細胞増殖 5.細胞死 6.細胞の数と大きさの制御 7.膜の構造・膜輸送 8.細胞内区画と細胞内輸送 9.細胞骨格と細胞運動 10.細胞極性と細胞接着 11.細胞の情報伝達 12.性と遺伝の細胞生物学 13.がんの発生メカニズム 14.多細胞生物の発生 15.細胞のつくる社会 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点(小テスト)30%、定期試験70%の割合で評価する。 特に、種々の生化学的反応や細胞内小器官、小胞、細胞骨格、細胞接着、細胞増殖、細胞死の機構やその役割を説明できるか、またそれらの破綻による病態発現(癌など)を説明できるかを評価する。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 毎回、講義の最後に講義内容に関する小テストを行い、次回講義の最初にその解説を行う。知識や考え方の定着を図るために、毎回復習を行うこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリント | ||
References, etc. | Essential 細胞生物学 |