分析化学2(放射化学)
Numbering Code | U-PHA00 2A107 LJ86 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.1 | |
Instructor name | ONO MASAHIRO (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 物質の変化に関して理解を深めるために、化学反応での物質の変化の過程を取り扱う反応速度論と原子核の変化により生じる放射線・放射能の基礎(物理、化学、生物学)について学ぶ。 | |||
Course Goals |
1.反応次数、速度定数、反応速度式、代表的な反応次数の決定法、反応速度に影響を与える因子について説明できる。 2.原子の構造、放射壊変、放射線、放射能について説明できる。 3.放射線の物質との相互作用について説明できる。 4.放射線の測定原理、代表的な放射線測定装置について説明できる。 5.放射性同位体の製造のための核反応と装置について説明できる。 6.薬学領域における放射線・放射能の利用について説明できる。 7.放射線の生体への影響について説明できる。 8.放射線の防護と管理、放射性化合物の安全取り扱いについて説明できる。 |
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Schedule and Contents |
① 反応速度論 ・反応次数、速度定数、反応速度式、代表的な反応次数の決定法 ・反応速度に影響を与える因子 ② 放射線・放射能 1.放射線・放射能の基礎 ・原子の構造、放射線と放射能、同位体 ・放射壊変 ・放射線の物質との相互作用 ・代表的な放射性核種の物理的性質、放射能の単位 ・放射線の測定原理、代表的な放射線測定装置 2.薬学領域における放射線・放射能の利用 ・放射性同位体の製造のための核反応と装置 ・放射平衡とジェネレータ ・放射性化合物の安全取り扱い ・トレーサ法とその薬学領域への代表的な利用法 3.放射線の生体への影響 ・放射線の線量と生体損傷 ・放射線の細胞、組織、臓器、個体への影響 ・放射線による生体感受性の差異、影響に変化を及ぼす因子 ・放射線の防護と管理 |
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Evaluation Methods and Policy | 定期試験。反応速度論に関する基本事項とその応用、放射線・放射能に関する物理学、化学、生物学に関する基本事項およびそれらの関連について論述できるかが問われる。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 教科書を一読し、疑問点等を整理しておくこと。また、必要に応じ、参考書なども利用して、講義内容について理解を深め、知識の定着を図ること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 新 放射化学・放射性医薬品学, , (南江堂) |