生理学4(病態ゲノム学)
Numbering Code | U-PHA00 3A304 LJ86 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 | |
Instructor name | DOI MASAO (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 病気の新規治療薬を創成するためには、人の健常時の生理と病変時の病態を深く理解しておく必要がある。本講義では、これまでに学修した生理学と病理学の基本概念の理解の向上を目指し、ゲノム科学・システム情報生物学による生体機能の統合的理解を目指す。実際の創薬・臨床医療との接点を示しながら、病気の発症・進行の過程を時間軸にそってシステムレベルで統合的に理解することを目指す。 | |||
Course Goals | 病気治療薬を創成する上で必要となる、人体の生理とその異常(病態生理)を統合的に理解することができる。ゲノム科学・システム情報生物学の観点に立って、生体機能を統合的に理解することができる。病気の発症・進行のメカニズムおよびそのゲノム科学的素因に基づいた創薬および臨床医療を論ずることができる。 | |||
Schedule and Contents |
1.疾病に伴う症状のメカニズム 2.疾病に伴う各種臨床検査値の変化 3.患者個々に応じた薬の用法・用量の設定 4.患者個々に応じた薬の選択および各々の医薬品の「使用上の注意」を考慮した適正な薬物治療のデザイン 5.テーラーメイド薬物治療に関する基本的知識とその具体的な治療計画 6.心臓と血管系の生理・病態生理 7.血液・造血器官の生理・病態生理 8.消化器系器官の生理・病態生理 9.腎臓と尿路の生理・病態生理 10.生殖器官の生理・病態生理 11.呼吸器の生理・病態生理 12.内分泌器官の生理・病態生理 13.生体代謝の生理・病態生理 14.神経・筋組織の生理・病態生理 15.全身器官の統合的生理・病態生理 |
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Evaluation Methods and Policy | 定期試験(90%), 平常講義での小テスト(10%) | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 配布プリントを用いた講義内容の予習と復習 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリント | ||
References, etc. |
オックスフォード・生理学, 監訳 植村慶一, (丸善) バーン・レヴィ 基本生理学, 監訳 坂東武彦・小山省三, (西村書店) コスタンゾ 明解生理学, 岡田 忠・菅谷 潤壹, (エルゼビア・ジャパン) |