天然物薬学3(生薬学)
Numbering Code | U-PHA00 3A008 LJ86 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.2 | |
Instructor name | HATTORI AKIRA (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 微生物や植物などの天然資源から単離された化合物を含めた幅広い有機化合物が抗悪性腫瘍治療薬として利用されることを学び、そのメカニズムを理解する。また、漢方の基礎概念を学び、生薬の基原、成分、用途を理解することで、医療現場での実践に向けた漢方の基礎を習得する。 | |||
Course Goals |
良性腫瘍と悪性腫瘍の違いを説明できる。 抗悪性腫瘍薬を作用機序に基づいて分類できる。 各種抗悪性腫瘍薬の作用機序や主な副作用を説明できる。 漢方の考え方、疾患概念、治療法が概説できる。 日本薬局方収載の代表的な生薬の薬効、成分、用途などを説明できる。 日本薬局方に収載される漢方薬の適応となる証,症状や疾患について例示して説明できる。 |
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Schedule and Contents |
[1] 悪性腫瘍の生物学 [2] 悪性腫瘍の標的と薬物治療 [3] アルキル化薬・代謝拮抗薬・抗腫瘍抗生物質 [4] 微小管阻害薬・トポイソメラーゼ阻害薬・ホルモン療法薬 [5] 分子標的薬(低分子薬・抗体薬) [6] 免疫チェックポイント阻害薬・免疫調節薬 [7] 中間テスト [8] 中国・日本におけるくすりの発展 [9] 生薬各論(1) [10] 生薬各論(2) [11] 漢方の考え方、基礎知識 [12] 漢方薬の現代科学的解明 [13] 繁用漢方処方(1) [14] 繁用漢方処方(2) ※担当回 服部:1~7 松田:8~14 |
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Evaluation Methods and Policy | 中間試験50%、定期試験50% | |||
Course Requirements | 天然物薬学1、天然物薬学2を履修していることが望ましい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 配布プリントへの書き込みだけでは十分ではないため、各自講義ノートを作成し、履修内容をまとめ、復習すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 化学療法学 第2版, 大村智監修、供田洋・黒田照夫編, (南江堂), ISBN:978-4-524-40349-3, 必要に応じて授業中にプリントを配布する | ||
References, etc. |
がんの生物学 第2版, Robert A.Weinberg著、武藤誠・青木正博訳, (南江堂), ISBN:978-4-524-26581-7 現代医療における漢方薬 第3版, 日本生薬学会 監修, (南江堂), ISBN:978-4-524-40373-8 生薬単 第3版, 伊藤美千穂、北山隆 監修、原島広至著, (丸善雄松堂), ISBN:978-4-8419-4008-4 生薬学へのいざない, 伊藤美千穂 編著, (京都廣川書店), ISBN:978-4-901789-27-1 |