精神機能作業療法学演習
Numbering Code | U-MED28 37232 SJ25 | Year/Term | 2022 ・ The first half of second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 1 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | ||
Instructor name | INADOMI HIROYUKI (Graduate School of Medicine Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 精神機能障害の対象者の臨床像を適切に理解するために、ICFシートやストレングスモデル等を用いて評価情報を整理できるとともに、評価情報を的確に要約して、問題点を焦点化するときの実践的な考え方を理解する。さらに、精神科急性期から復職支援等の回復期までのステージで応用できるような問題点の抽出と作業療法実施計画に役立つ分析的思考の実際も学ぶ。これら評価手法や作業療法実施計画の立案までのプロセスを専門施設において実施できるよう系統的に学ぶとともに、作業療法実施計画を対象者に応じて柔軟にカスタマイズしていけるための経験をしていく。 | |||
Course Goals |
・精神機能障害の対象者の臨床像を適切に理解できる。 ・ICFシートやストレングスモデル等の理論とツール、及び検査測定によって評価情報を整理できる。 ・評価情報の的確な要約と、問題点を抽出するまでのプロセスを実践に即して理解できる。 ・作業療法で使用する問題点の抽出と実施計画に役立つ分析的思考の実際も体験する。 |
|||
Schedule and Contents |
第1回(10/ 5) オリエンテーション、並びに第4回以降、及び臨床実習Ⅲに向けた学習課題の確認 第2回(10/12) 摂食障害―eating disorderについて 第3回(10/19) 妄想 à la carte―妄想にまつわる知識と対処 第4回(10/26) 神経認知機能障害とは 第5回(11/ 2) 課題学習:ASD、高次脳機能障害、うつ病、双極性障害(そううつ病)、統合失調症に共通する認知機能の特徴 第6回(11/ 9) 認知機能の検査の紹介―BACS、その他 第7回(11/16) まとめ、臨床実習Ⅲに向けたオリエンテーションと準備事項について フィードバック 試験 ※第1~7回では附属病院精神科神経科のデイ・ケア診療部における演習が含まれている。 |
|||
Evaluation Methods and Policy | レポート(60%),演習・実習内容(20%),定期試験(20%)が主なので全出席を原則とする. | |||
Course Requirements | 配当学年により指定される通り。科目責任教員の承認により受講できる場合がある。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
○ 心理学、臨床心理学、精神医学、作業療法学などの知識が必要ですので、準備学習を行ってください。 ○ 人間存在のあり方について、自らの意見を持ってください。 ○ 教科書と配付プリントを用いて復習と予習を行ってください。 |
|||
Textbooks | Textbooks/References |
精神疾患の理解と精神科作業療法 第3版, 朝田隆、中島直、堀田英樹, (中央法規), ISBN:9784805859803 生活を支援する 精神障害作業療法 第2版, 香山明美・小林正義・鶴見隆彦, (医歯薬出版), ISBN:9784263219331 統合失調症 (岩波新書 新赤版 1801), 村井俊哉, (岩波書店), ISBN:9784004318019 |
||
References, etc. |
『標準作業療法学 作業療法評価学(第3版)』 (医学書院) 他の参考書等の情報については授業中に紹介する |
|||
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience |
分類: A certificate-bearing course that includes practical classes related to the certificate. |