Numbering Code	U-MED29 38036 LJ89	Year/Term	2022 ・ The second half of second semester
Number of Credits	1	Course Type	Lecture
Target Year	3rd year students or above	Target Student
Language	Japanese	Day/Period	Thu.2
Instructor name	TOKUNO OSAMU (Graduate School of Medicine Associate Professor) NISHIYAMA YUKIKO (Kyoto University Hospital) SHIRAHASE HIROYUKI (Kyoto University Hospital) YURUGI KIMIKO (Kyoto University Hospital) OKAZAKI KAZUYUKI (Kyoto University Hospital) TANAKA YOKO (Kyoto University Hospital) KIDA YUTO (Kyoto University Hospital)
Outline and Purpose of the Course	精度管理学とは，臨床検査部で日常的に行われている精度管理法を単に学ぶだけではなく，臨床検査情報の信頼性をいかに高めるかを科学的に考察し，実践するための手法を学ぶ学問である。そのために，１）医療施設における検査室の役割や医療における検査情報の重要性を理解すること，２）総合的精度管理の概念を導入すること，３）従来の定量検査の精度管理だけではなく，臨床検査の全領域における検査情報の管理に触れることを目的としている。 　また、検査・実験データの解釈や再現性・信頼性の考察、品質保証やPDCAなどは研究職や企業でも行われる考え方であり、医療機関以外の進路を考える者にとっても有用な内容である。
Course Goals	臨床検査の精度管理・品質保証を中心に、臨床実務（現場）との関連について理解する。 人間健康科学科ディプロマ・ポリシー第4項「高度医療専門職および総合医療科学領域の専門家として、国内外における将来のキャリア像を見据えた学習課題を設定して取り組み、その成果を評価して新たな課題に繋げるというプロセスを自己主導的にできること」を目標とする。
Schedule and Contents	第1回 (11/24) 臨床検査部門の概要（臨床検査部門の組織と運営、検査体制と業務内容、機器管理と物品管理、 　　　　　　　人事管理と安全管理） 第2回 (12/1) 検体検査における精度管理（品質保証）　（検査受付・検査前処理から検査結果報告まで） 第3回 (12/8) 微生物検査に関する品質保証（精度管理）（検査受付・検査前処理から検査結果報告まで） 第4回 (12/15) 遺伝子検査に関する品質保証（精度管理）（検査受付・検査前処理から検査結果報告まで） 第5回 (12/22) 輸血検査に関する品質保証（精度管理）（検査受付・検査前処理から検査結果報告まで） 第6回 (1/5) 病理検査に関する品質保証（精度管理）（検査受付・検査前処理から検査結果報告まで） 第7回 (1/12) 臨床検査部門における精度管理（外部評価と認証制度）　 第8回 (1/26) 定期試験およびフィードバック
Evaluation Methods and Policy	定期試験（100点）。特に国家試験で必出の基準範囲設定や検査値変動要因、各種の精度管理法等に重点をおき、得点率60％以上を合格とする。
Course Requirements	None
Study outside of Class (preparation and review)	毎回の講義について復習すること。
Textbooks	Textbooks/References	最新臨床検査学講座　検査総合管理学 第2版, 高木　康、三村邦裕, (医歯薬出版　2021年) 配布資料とPower Pointを用いて視覚的にも解説を加える
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience	分類： A course with practical content delivered by instructors with practical work experience Details of Instructors’ Practical Work Experience： 德野　治：大学病院検査部での臨床検査実務経験 Details of Practical Classes Delivered： 京大病院検査部の現役の技師による実践的内容である。