法医学

Numbering Code U-MED29 38041 LJ87 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name TAKAKUWA TETSUYA (Graduate School of Medicine Professor)
Outline and Purpose of the Course 法医学の扱う領域は、社会とともに質的、量的に大きく変貌しつつある。かつての法医学は主に刑法関係の障害、殺人に照準をさだめ、これを医学の側面から解決しようとする犯罪医学の色彩が濃厚であった。近年はさらにいくつかの新しい課題が法医学の対象分野として加わっており、内因性急死、薬物の乱用、事故死、死の判定、DNA鑑定などをあげることが出来る。これらの分野を考慮にいれつつ構成する。
Course Goals 1.ヒトの死が診断できる。
2.死因の推定ができる。また、死因推定、確定への一般的な道筋が理解できる。
3.死亡の種類、すなわち、病死か病死でない(異状死)かを判断できる。
4.損傷の診断ができる。
5.医療行為の法的な背景が理解できる。
6.血液型やDNA多型の概略とその法医学的応用について説明できる。
Schedule and Contents 下記の医学科学生向け配当授業のうち15コマを受講する。どの15コマを受講するかは追って指示する。
1.6/20, 法医学総論 玉木
2.6/20, 個体の死と死体現象 玉木
3.6/22, 内因性急死1,2 川合
4. 6/23,医師法と医師の責務1,2 松宮
5.6/24,6/27, 損傷1-4 玉木、宮尾
6. 6/27, 死後画像診断、山本
7.6/29,中毒総論1.2 石井
8.6/30, アルコールの法医学1.2 松本
9.7/1,窒息1,2 玉木
10.7/4,小児の法医学 小谷
11.7/6,異常環境下における障害 宮尾
12 7/6,血液型 宮尾
13 7/7,DNA多型、DNA鑑定、法数学 玉木
14.7/8, 血液鑑定 玉木
Evaluation Methods and Policy 平常点評価60%(講義ごとの小レポートを使用)、期末レポート 40%

到達目標について、スクールライフに記載の人間健康科学科の成績評価の方針に従って評価する。
Course Requirements 医学的基礎を専門基礎科目等で学んでいること
Study outside of Class (preparation and review) 解剖学、病理学等の医学的基礎を学んだ上で受講が望まれる。
Textbooks Textbooks/References 特に指定しないが次のようなものがある。
NEW法医学、医事法(南江堂)
法医学(南山堂)
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience 分類:

A course with practical content delivered by instructors with practical work experience
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