分子細胞生物学実習
Numbering Code |
U-MED29 38010 PJ87 U-MED29 38010 PJ69 |
Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 1 | Course Type | Practical training | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | ||
Instructor name | Nonaka Motohiro (Graduate School of Medicine Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 分子生物学の進歩はめざましく、生命の本質が分子レベルで次々と明らかになっている。今日、分子生物学研究法の基本を修得しその原理を理解しておくことは生命科学のいかなる分野に進むにあたっても必須である。分子細胞生物学的研究手法は、現実には非常に多様であるが、その中でもっとも基本的な実習として、細胞と遺伝子の階層的な関連について学習する。セントラルドグマに基づく研究系を遺伝学の基礎を交えて習得する。特に原核生物および真核生物のモデル細胞に対し、遺伝子組換え技術を用い、遺伝子が細胞の形質を決定する仕組みを理解すると共に、そのための手法を取得する。加えて、ファージや細胞を扱う研究手法も扱うことで、細胞と遺伝情報と分子の関連性についての理解を深める。 | |||
Course Goals |
生命活動に関わる生体分子の実験手法を基礎から理解する。 実験手技を学ぶだけではなく、実験プロトコールの意味を理解する。 実習に関わる事象について調べ、レポートにまとめることで、理解を深める。 |
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Schedule and Contents |
期間は10月19日から21日までと、26日から28日までの6日間。実習時間数は合計で30時間である。 第1回 全体講義(野中) 第2、3回 基礎遺伝学とセントラルドグマ (野中) 第4、5回 遺伝子の導入と形質の転換 (野中) 第5、6回 遺伝子組み換えの基礎 (野中) 第7、8回 モデル生物 (野中) 第9、10回 ファージディスプレイ法(野中) 第11、12回 DNAのシークエンス解析法(野中) 第12、13回 抗体・補体を用いた細胞の解析(野中) 第14、15回 解析、ディスカッションおよびフィードバック(野中) |
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Evaluation Methods and Policy |
実習への積極的な参加(30点)およびレポート(70点)により評価する。 評価はSCHOOLLIFE記載の評価方針により行う。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
「要予習」です。 必ずその当日分の実習書の内容を予習・整理した状態で参加のこと |
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Textbooks | Textbooks/References | 配布するプリント(実習書) | ||
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience |
分類: A course with practical content delivered by instructors with practical work experience |