生化学実習
Numbering Code | U-MED29 38008 PJ87 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 1 | Course Type | Practical training | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | ||
Instructor name |
OKA SHIYOUGO (Graduate School of Medicine Professor) MORISE JYOJI (Graduate School of Medicine Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
生化学は、生命現象を化学的手法を用いて解析し、その本質を分子のレベルで理解しようとする学問である。生化学の研究は、まず、何らかの生理活性や現象を司る機能分子(群)をつきとめることから始まる。その分子を見つけると、その構造や機能を解析し、さらに生体内での生理現象と関連づけて研究を進める。生化学実習は、生化学の基本原理をよりよく理解するために、また、実験的論証の方法を学ぶために必須である。本実習では、基本的な生化学実験技術を習得させるとともに、実験を通して、生化学の理論的背景を体得できるようにつとめる。実習回数が限られているため、生化学の広い分野を取り上げることはできないが、タンパク質をはじめ主要な生体関連物質の定性定量分析、酵素化学の基礎実験について、機器分析等を取り入れながら学ぶ。 |
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Course Goals | 実験を通してタンパク質や核酸の基本的な解析法を習得し、得られた結果について考察することにより科学的な思考と報告ができるようになる。 | |||
Schedule and Contents |
以下の項目について全体で30時間の実習を行う(担当 岡、森瀬) 実習日は10/5, 6, 7, 12, 13, 14の予定 第1回 実習講義および生化学実験基本操作 第2・3回 酵素化学実習 I(タンパク質の定量) 第4・5回 酵素化学実習 II(基質特異性・至適pH) 第6・7回 酵素化学実習 III(酵素の反応速度論的解析・阻害の型式、比活性の算出) 第8・9回 タンパク質工学実習I(アフィニティクロマト) 第10・11回 タンパク質工学実習II(電気泳動法) 第12・13回 タンパク質工学実習III(タンパク質の検出、分子量の測定) 第14・15回 実習に関する質問と議論およびフィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | レポート(80%)と平常点(出席状況や実習態度(20%))に基づき総合的に判断する | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 実習講義で配布したテキストによって予習し、実験の目的、方法を良く理解しておく。実験結果を正しく理解、考察できるように参考書等を用いて復習する。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
プリントのテキスト(生化学実習) |
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References, etc. |
キャンベル・ファーレル『生化学 第6版』 レーニンジャの新生化学 第7版(上・下) |
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Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience |
分類: A course with practical content delivered by instructors with practical work experience |