生化学
Numbering Code | U-MED29 38007 LJ87 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
Instructor name | OKA SHIYOUGO (Graduate School of Medicine Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
生化学は、ライフサイエンスの基盤となる学問である。健康科学を学ぶ学生にとって、身体の仕組みを化学の言葉で理解しようとする生化学の考え方を習得し、その基礎的知識を整理して身につけることは、現在の診断や治療の背景を知るために必須であるばかりではなく、将来の新しい医療技術の理解のためにも欠かせない。健康にとって全身的恒常性を保つことは何より大切であるが、その恒常性は外界との絶え間ない物質の交換に依存したものであり、化学的物理的法則に基づいて繰り返される様々な化学反応に依存したものであることを、分かり易く具体的に理解させるよう努める。 |
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Course Goals | 生体を構成する主要な分子(タンパク質、核酸、糖質、脂質など)の構造的基盤を理解し、それぞれの分子が生体内でどのような機能を発揮するかについて説明ができるようになる。個々の分子が生体内でどのように有機的に関連しているのかを理解する。 | |||
Schedule and Contents |
以下の項目を中心に講義を行う 第1回(10/4) 生化学序論、細胞 第2回(10/11) 生体分子の理解に必要な化学の基礎 第3回(10/18)水 第4回、5回(10/25,11/8) アミノ酸・ペプチド・タンパク質の構造と機能 第6回、7回(11/15,29)酵素の調節機構と酵素反応速度論 第8回、9回(12/6,13) 糖質や脂質の構造と化学的性質 第10回(12/20) 核酸の合成(複製) 第11回、12回(12/27,1/4) 遺伝暗号の転写 第13回(1/17) 遺伝情報の翻訳 第14回(1/24) 核酸工学技術 第15回 試験およびフィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | 定期試験の結果(80%)と平常点(出席状況、講義への参加状況など)(20%)に基づき総合的に判断する | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業で配布するプリントを理解し、理解が難しい点は教科書で調べることを心がける。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 生化学 第6版, キャンベル・ファーレル, (廣川書店(2010刊)), ISBN:978-4-567-24382-7 C3043 | ||
References, etc. | レーニンジャの新生化学 第7版(上・下), , (廣川書店(2019)) | |||
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience |
分類: A certificate-bearing course that includes practical classes related to the certificate. |