0022002 Relay Seminars for Undergraduate Students

Numbering Code U-LET41 10022 SJ36 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.5
Instructor name TANAKA SOTA (Graduate School of Letters Senior Lecturer)
TAKAHASHI KENJI (Part-time Lecturer)
OKUDA MARIKO (Part-time Lecturer)
NAKAYAMA KEIKI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 各担当者がリレー形式で、国語学国文学・仏教学・インド古典学の研究とは具体的にどのようなものであるのかを紹介する。東洋の文献にはどのようなものがあり、それらをどのような手法を用いて研究するのか、そこからどのようなことがわかるのかを、二次文献の講読なども交えつつ学ぶ。授業の形式は各講師によって異なるが、「文献学」という一貫したテーマが設けられている。すべての授業において、受講生が「文献学とは何か」という問いを設定し、積極的に発言し質問することによって、自分なりの見解を得ることを期待する。
Course Goals 本科目の履修を通して以下のような知識と能力の習得を目指す。
・国語学国文学・仏教学・インド古典学の各専修で行われている研究がどのようなものであるのかを理解すること。
・国語学国文学・仏教学・インド古典学各分野について興味・関心を持つこと。
・文献学とは何かを自分なりに理解した上で、興味をもった分野について参考文献等を用いて自身の見解を整理し、レポートとしてまとめることができること。
Schedule and Contents 第1回. ガイダンス、サンスクリット語文化論(1)――その形と歴史――(髙橋・インド古典学)
第2回. サンスクリット語文化論(2)――インド=ヨーロッパ諸語との関係――(髙橋・インド古典学)
第3回. サンスクリット語文化論(3)――日本語のなかのサンスクリット語――(髙橋・インド古典学)
第4回. 日本語の歴史をさぐる(1)――過去の発音はなぜ分かる?――(田中・国語学国文学)
第5回. 日本語の歴史をさぐる(2)――『源氏物語』を見ても平安時代の文字は分からない?――(田中・国語学国文学)
第6回. 日本語の歴史をさぐる(3)――話し言葉の歴史はどうやって分かる?――(田中・国語学国文学)
第7回. 能と古典文学(1)――源氏物語と能「葵上」――(奥田・国語学国文学)
第8回. 能と古典文学(2)――平家物語と能「敦盛」――(奥田・国語学国文学)
第9回. 能と古典文学(3)――中国文学と能「班女」――(奥田・国語学国文学)
第10回. 能と古典文学(4)――伊勢物語と能「井筒」――(奥田・国語学国文学)
第11回. インド仏教の修行道(1)――修行道の確立に至るまで――(中山・仏教学)
第12回.インド仏教の修行道(2)――声聞乗(いわゆる小乗)――(中山・仏教学)
第13回. インド仏教の修行道(3)――独覚乗(いわゆる小乗)――(中山・仏教学)
第14回. インド仏教の修行道(4)――菩薩乗(大乗)――(中山・仏教学)
第15回. 総括
*フィードバック方法については各講師が授業中に説明する。
Evaluation Methods and Policy 平常点(20%)と学期末のレポート(80%、課題選択制)。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業中に指示する。
Textbooks Textbooks/References 配布資料による。
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