3651007 French Language and Literature
Numbering Code | U-LET21 23651 LJ36 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | reading | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name | FUJINO SHIORI (Institute for Research in Humanities Assistant Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
フランスを代表する哲学者、批評家であるロラン・バルトの代表的なエッセー「作者の死」は、発表から半世紀を経た今日でも「作者」について考えるうえで重要な参照項であり続けている。 本講読では、フランス語原典で読むことによって、フランス語を正確に読み取る読解能力を養うとともに、バルトが「作者」の支配と戦ってきた先達として挙げている、マラルメ、プルースト、シュルレアリスムの自動記述などの文学的営みに足を止めながら、「作者」についての理解を深めることを目的とする。 |
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Course Goals | 「作者の死」として語られる文学の変容について考察し理解を深めるとともに、将来の研究の基礎となるフランス語読解能力を養う。 | |||
Schedule and Contents |
第1回 イントロダクション (作者と作品の紹介。授業の進め方についての説明) 第2回~第13回 論旨の展開に注意しながら訳読を進める。翻訳を担当した回に、担当箇所、もしくは批評文全体についてコメントをつけてもらい、それについて議論しながら読解を深めていく。 第14回 総括 〈期末レポート〉 第15回 フィードバック ※ フィードバック方法は授業中に説明します。 |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点(翻訳とコメント)70%と期末レポート30% | |||
Course Requirements | フランス語の初級文法の学習を終えていること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
予習:次回に進む部分の文法事項を確認し、訳してくること。翻訳担当になった場合には、併せてコメントを準備してくること。 復習:自分が間違ったところをしっかり理解しておくこと。 |
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Textbooks | Textbooks/References | 教科書は使用しない。プリントを配布する。 |