8931024 Media and Culture Studies

Numbering Code U-LET37 38931 LJ36 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.4
Instructor name YASUOKA KOUICHI (Institute for Research in Humanities Professor)
Outline and Purpose of the Course この授業では、コンピュータによる自然言語処理のうち、文法解析の手法に焦点をあてて講義をおこなう。古典中国語(漢文)、日本語、英語、フランス語、タイ語などの書写言語に対し、Universal Dependenciesを用いた依存構造(係り受け)解析について、演習形式で講義を進める。
Course Goals 書写言語とその処理における「モデル化」というものが、どのような形でおこなわれているのか理解する。
Schedule and Contents 以下のような課題について、1課題あたり1~2週の授業をする予定である。ただし、この分野は進捗が早いため、世界の研究状況の進捗に合わせ、適宜、内容を最新のものに差し替える。

  1.Мельчук依存文法とUniversal Dependencies (1回)
  2.BERT/RoBERTaなどの事前学習モデル (1回)
  3.系列ラベリングと品詞付与 (1回)
  4.依存構造(係り受け)解析アルゴリズム (2回)
  5.古典中国語(漢文)の文法解析 (2回)
  6.日本語の文法解析 (2回)
  7.英語の文法解析 (1回)
  8.フランス語の文法解析 (1回)
  9.タイ語の文法解析 (1回)
  10.その他の書写言語の文法解析 (3回)
Evaluation Methods and Policy 授業参加[議論]内容(50%)とレポート(50%)
Course Requirements 特別な予備知識は必要としないが、Google Colaboratory(あるいはgmail)の使用経験があることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 依存構造(係り受け)解析を中心とする自然言語処理が、日頃の生活にどのように使われているかを、多少なりとも考えておくこと。
Textbooks Textbooks/References 適宜、資料を配布する。
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