8231007 Philosophy and History of Science
Numbering Code | U-LET32 28231 LJ34 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | special lecture | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name | HIRAOKA RYUJI (Institute for Research in Humanities Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 江戸時代の天文暦学者たちは、西洋や中国から伝来する古今東西の天文学知識を手掛かりに、独自の宇宙観・自然認識を練り上げていった。その成立と変遷をたどることで、科学史・思想史・東西交流史についての理解を深める。また、京大が所蔵する関連史料の実地調査に参加し、その整理や分析の手法を学ぶ。 | |||
Course Goals | 現代とは異なる自然認識とその利用のあり方を、具体的な史料に即して理解する能力を養う。またその特質と意義について、史的文脈を踏まえつつ俯瞰的に説明する能力を養う。 | |||
Schedule and Contents |
1.ガイダンス 2・3.史料と背景 4・5.南蛮学:アリストテレスから和時計まで 6・7.江戸の宇宙観:『天経或問』と気の哲学 8・9.天文方、望遠鏡、梵暦運動、蘭学 10~14.書誌調査とその方法 15.フィードバック |
|||
Evaluation Methods and Policy | 平常点(5割)とレポート(5割)。レポートはこの授業に関連する研究や史料にもとづいて作成すること。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業で紹介する参考文献を読み、理解・関心を深めておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 使用せず、プリントを配布する。 | ||
References, etc. |
近世日本天文学史 上・下, 渡辺敏夫, (恒星社厚生閣、1986-87年) 天文学者たちの江戸時代:暦・宇宙観の大転換, 嘉数次人, (ちくま書房、2016年) その他、授業中にも適宜紹介します。 |
|||
Related URL |