6731027 Oriental History

Numbering Code U-LET24 36731 LJ36 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.1
Instructor name FURUMATSU TAKASHI (Institute for Research in Humanities Professor)
Outline and Purpose of the Course 中国史研究において、石刻史料はきわめて重要な史料群である。本講義では、中国本土およびその周辺の石刻史料を取り上げ、歴史研究に利用するための手法を、実際に受講生が史料(京都大学人文科学研究所所蔵の拓本実物を含む)を読み解きながら学んでいく。
Course Goals 漢語で書かれた中国石刻史料の史料としての特性を理解し、研究手法を学びとって、みずからの研究に活用できるようにする。
Schedule and Contents 1.ガイダンス(1回)
2.石刻学・石刻研究史の概観(2~3回)
3.石刻史料へのアクセス(伝統的な石刻文献を含めた典籍文献、新出史料集、ウェブ上のデータベースなど)概観(2~3回)
4.石刻史料釈読(7~9回)
5.まとめ(1回)

※釈読する石刻史料は、担当者の専門分野の契丹(遼)・宋・金・元代のものを中心に取り上げる予定だが、適宜受講生の関心に応じた史料を読むことも検討している。また、担当者が勤務する京都大学人文科学研究所所蔵の拓本を実見する機会を設けるほか、できるだけ拓影(拓本の写真)のあるものを用いるが、典籍文献(伝統的な石刻文献や地方志、文集など)のみに載せられているものも適宜取り上げる。
※基本的に以上の予定にしたがって講義を進めるが、回数など変更の可能性があることに留意されたい。
Evaluation Methods and Policy 平常点(授業での発表など)50点、期末レポート50点
Course Requirements 実際に漢文で書かれた石刻史料を会読するので、漢文文献史料を自分で読む意欲を持っていること。
Study outside of Class (preparation and review) 釈読する史料を指定してからは、受講者各自に読んでもらうため、授業前の予習を必須とする。
Textbooks Textbooks/References 釈読史料は、プリントなどを配布する。
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