5143005 Philosophy

Numbering Code U-LET01 35143 SJ34 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Target Student
Language English Day/Period Tue.4
Instructor name OTSUKA JUN (Graduate School of Letters Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 古くプラトンの時代から、数学は哲学者の基礎的教養とされてきた。また20世紀以降の哲学議論においては、論理学や集合論などといった数学的道具立てが陰に陽に用いられてきた。実際、数学的思考は、高度に抽象的で一見「捉えどころのない」問題をモデル化し、思考に秩序と型を与えるという点で、哲学的思索にとって有益である。そこで本授業では、哲学に益すると目される限りでの抽象数学の基礎的な部分を概観し、それを用いて具体的な哲学的問題をモデル化することを学ぶ。
Course Goals - 集合、論理、群、圏など、現代数学の基本的な概念に慣れ親しむ
- 数学的概念で哲学的問題をモデル化する方法を学ぶ
- 注:本授業は取り扱われる数学理論に習熟することを目的とするのではなく、あくまでそれらの哲学的問題との関連性/使い所を知ることが主眼である。それぞれの理論をしっかりと理解するためには、別途専門の授業を受けられたい。
Schedule and Contents 1. オリエンテーション
2. 導入
3. 集合(1)
4. 集合(2)
5. 論理
6. ブール代数
7. トポロジー
8. 群
9. 準同型性
10. 圏(1)
11. 圏(2)
12. 演習(1)
13. 演習(2)
14. 演習(3)
15. フィードバック
Evaluation Methods and Policy - 単元ごとの課題 (20%)
- クラス発表 (30%)
- レポート(50%)
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 要予習・復習。授業前に指定されたテキストを読んでくること。また単元ごとに宿題を出す。
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