7431015 Geography

Numbering Code U-LET31 37431 LJ39 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.1
Instructor name KOSAKA YASUYUKI (Graduate School of Asian and African Area Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course アジア各地にみられる自然環境の改変、農業の近代化、農村の過疎化などの現象は、日本がこれまでに経験した、あるいは現在まさに直面している課題と共通である。またアジアの自然環境や人々の生活は、グローバルな企業活動や情報・流通網をつうじて、私たちの生活と密接に関係している。そこでアジアの自然環境や農業に関する現象を、日本との比較においてとらえ、その問題点や可能性を多面的に考察する。
Course Goals ・アジアの自然環境や農業に関する諸事象を理解し、自分で問題を設定して研究する力を習得する。
・植生や植物(野生植物、雑草、農作物)を指標に、地域の自然環境や農業を見る視点を習得する。
・文献により重要な概念を学ぶとともに、野外実習や標本資料をつうじてモノを覚え、フィールドワークでの観察力を養う。
Schedule and Contents 基本的に以下の計画で講義を進める。ただし講義の進み具合等により、順序や同一テーマの回数を変えることがある。
第1回 世界史を変えた50の植物
第2回 植物から地域をみる:植物の多様性
第3回 野外実習:東山の自然環境(天候等によって日程やテーマを変更)
第4回 植物から地域をみる:栽培植物と農耕の起源
第5回 植物から地域をみる:大航海時代とプラントハンター
第6回 農業から地域をみる:水田稲作
第7回 農業から地域をみる:焼畑耕作
第8回 野外実習:鴨川の自然環境(天候等によって日程やテーマを変更)
第9回 農業から地域をみる:里山の環境利用
第10回 植物から地域をみる:森林の植生
第11回 農業から地域をみる:日本の林業
第12回 植物から地域をみる:木材の利用
第13回 野外実習:西山の自然環境(天候等によって日程やテーマを変更)
第14回 植物から地域をみる:植生と植物利用
第15回 期末レポート・フィードバック
Evaluation Methods and Policy レポート試験の成績(70%)と平常点(30%)で評価する。
平常点評価には、授業への参加状況や小レポートの評価を含む。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 内容を理解し、履修者自身の研究テーマと関連付けて考察するため、授業中に配布または指示する資料を用いて予習・復習する。
References, etc. 暮らしを支える植物の事典―衣食住・医薬からバイオまで, アンナ・レウィントン, (八坂書房, 2007年), ISBN:978-4-89694-885-1, そのほか、毎回の講義で紹介する。
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