5731010 Aesthetics and Art History

Numbering Code U-LET09 35731 LJ34 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.2
Instructor name INAMOTO YASUO (Institute for Research in Humanities Professor)
Outline and Purpose of the Course  東アジアで制作された仏教美術の遺品から重要な作例を取り上げて、関連する諸資料を参照しつつ意味内容を読み解き、派生する問題に検討を加える。考察にあたっては「仏教美術が宗教美術であること」「東アジアにとって仏教が外来宗教であること」に特に留意し、最新の研究成果を反映して、造形作品や視覚イメージの生成・伝播等の実態を構造的に把握することをめざす。
Course Goals 近年の東アジア仏教美術研究における主要な論点について理解を深め、考察を行うための足がかりを得る。
Schedule and Contents  本年度は近年の東アジア仏教美術研究において、特に重視すべき作例及び事象を扱っている成果を以下の区分ごとに数篇選定し、その検討を通して研究動向の把握と展望を行う。ただし担当者の方針と受講者の背景や理解の状況に応じ、各区分の回数や順序は変更する場合がある。
1.本講義の視点と問題意識【1~2週】
2.東アジア美術に現れた仏教の天界観と造形【4~5週】
3.東アジア美術に現れた仏教の地理観【4~5週】
4.日本古代中世の仏教美術と三国の観念【3~4週】
5.フィードバック 【1週】
Evaluation Methods and Policy 期末のレポートにより評価する。レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) できれば仏教美術鑑賞の基礎知識を得ておくこと。授業の前後を問わず、美術全集や各種図録を通して、また博物館や社寺において、作品に親しむ機会を積極的に作ってほしい。
Textbooks Textbooks/References 必要な資料を配布する。
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience 分類:

A course with practical content delivered by instructors with practical work experience
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