5708001 Japanese Art History
Numbering Code | U-LET09 25708 LJ34 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.1 |
Instructor name | TSUTSUI Tadahito (Graduate School of Letters Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 日本美術とは何か、それはいかなる特徴を持つのか。各時代の代表的な美術作品の考察を通して、その美的特質、独自性、そして欠点について学ぶことが本授業の目的である。また、作品の研究の歴史に触れ、論争の過程を知ることで、美術史とはどのような学問か、作品のどこを見ればよいのか、どのような問題意識を持ったらよいのかといった、日本美術史の学問的な基礎についても学ぶ。 | ||
Course Goals | 日本美術の基礎知識を習得し、代表的作品の説明ができるようになることを目指す。また、美術作品の鑑賞方法について理解し、実作品を正しく鑑賞する能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
授業で取り上げる主な課題は以下の通りである。 1回目 はじめに -日本美術をめぐる7つの問題- 2回目 縄文土器 -美の発見- 3回目 古墳壁画 -大陸と周縁- 4回目 正倉院 -伝世する価値- 5回目 平安初期彫刻 -祈りと造形- 6回目 平安仏画 -貴族の美意識- 7回目 地獄の美術 -腐敗・嗜虐・諧謔- 8回目 似絵と肖像 -誰を描くのか?- 9回目 茶の湯の美術 -行為の美学- 10回目 変わり兜 -武士=かわいい?- 11回目 琳派 -そんなものはない- 12回目 浮世絵-美術と性- 13回目 近代洋画-劣等感とルサンチマン- 14回目 現代アート-オリジナリティーと日本美術史- 15回目 まとめ-小テスト |
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Evaluation Methods and Policy | 授業内(最終日)に行う小テストにより評価する。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業で取り上げる作品は、寺院や博物館で実際に見ることが出来るものが多いので、事前・事後にできるだけ実物を見てください。 | ||
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience |
分類: A course with practical content delivered by instructors with practical work experience |