8433005 Contemporary History

Numbering Code U-LET35 18433 LJ38 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.3
Instructor name FUJIHARA TATSUSHI (Institute for Research in Humanities Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course とりわけ20世紀以降、食と農はどのように変化を遂げてきたのか? ドイツと日本を中心に、食べものをめぐる制度や文化や技術の変遷を追う。この講義の目的は、現代史の知識を蓄えることではない。あるいは、現代史の概略をつかむことでもない。現代史を批判的に眺める目を獲得し、将来の食と農の構築するためのヒントを考えることである。
Course Goals 現代史における食と農の変遷について理解し、現代社会の食と農の問題を広いパースペクティヴでとらえることができるようになる。
Schedule and Contents 以下の課題について、1週から3週かけて講義する予定である(全15回)
1 食糧戦争としての第一次世界大戦
2 有機農業の歴史
3 毒ガスと農薬の歴史
4 トラクターの歴史
5 戦時期の農村女性たち
6 食糧戦争としての第二次世界大戦
7 フィードバック
Evaluation Methods and Policy 講義の終わり頃に筆記試験を課す予定
Course Requirements 前期の授業を受講しているものとして授業を進める。
Study outside of Class (preparation and review) 食と農に関する新聞・雑誌記事を読んで、現代社会の食と農への関心を深めておくこと。
References, etc. 以下の本に目を通しておくと、講義の理解が深まる。
池上甲一・原山浩介編 『食と農のいま』
藤原辰史 『稲の大東亜共栄圏』
藤原辰史 『ナチスのキッチン』
藤原辰史 『カブラの冬』
ポール・ロバーツ 『食の終焉』
藤原辰史『給食の歴史』
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