7031002 Archaeology

Numbering Code U-LET27 37031 LJ38 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.3
Instructor name YOSHII HIDEO (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course  朝鮮半島における近代的考古学の調査研究は、20世紀の初めから敗戦を迎えるまで、日本人研究者によって進められた。そしてその調査研究成果は、日本「内地」における考古学にも少なからずの影響を与えている。本講義では、調査に参加した研究者の動向を中心として朝鮮古蹟調査事業を批判的に検討していく中で、「日本」考古学史について受講者と共に考えていきたい。
Course Goals ・朝鮮考古学の歴史についての基本的な知識を身につける
・東アジア的な広がりの中で日本考古学を研究するための視角を身につける
・朝鮮考古学史の諸問題を学んだことを通して、受講者が扱う地域・時代における学史研究についての理解を深めていくことができるようになる。
Schedule and Contents おおむね以下のとおり講義をおこなう。
第1回 朝鮮考古学史を学ぶ意味
第2回 朝鮮半島の地理的・歴史的環境
第3回 朝鮮総督府古蹟調査事業の概要(1)
第4回 朝鮮総督府古蹟調査事業の概要(2)
第5回 濱田耕作・梅原末治による調査研究(1)1918年度調査
第6回 濱田耕作・梅原末治による調査研究(2)1920年度調査
第7回 濱田耕作・梅原末治による調査研究(3)1921年度調査
第8回 今西龍による調査研究(1)1906年度・1907年度調査
第9回 今西龍による調査研究(2)1913年度・1914年度調査
第10回 今西龍による調査研究(3)1916年度・1917年度調査
第11回 鳥居龍蔵による調査研究(1)
第12回 鳥居龍蔵による調査研究(2)
第13回 有光教一による調査研究
第14回 戦後の日本における朝鮮考古学研究
第15回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy 講義で紹介する遺跡・遺物や参考文献について、できる限り目を通して理解を深めて欲しい。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) レポート試験70%
平常点評価30%(講義についての小レポートなど) 
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