7031004 Archaeology
Numbering Code | U-LET27 37031 LJ38 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | special lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.2 |
Instructor name | OKAMURA HIDENORI (Institute for Research in Humanities Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 中国には三千年の漢字文化があり、伝世文献のほか、甲骨・金文・簡牘などの出土文字資料が近年ますます増加している。本講義では、そうした史資料を参考にしながら、銅鏡を中心に古代に生きた人間の営みを考える。 | ||
Course Goals | 考古資料の外形とその変化を追求するだけでなく、中国古代のさまざまな史資料を参考にしながら、それを作り使った人間の営みを探求し、人文学としての考古学を展望する。 | ||
Schedule and Contents |
以下の各項目について講述する。各項目の講義の順序は固定したものではなく、担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて適切に決める。主に中国古代の銅鏡について概説し、考古学から古代文化とその中世への展開を考える。 第1回 本講義の視座と問題意識 第2回 銅鏡のはじまり 第3回 銅鏡の鋳造 第4回 銅礼器と銅鏡 第5回 鏡はどのように使われたのか 第6回 銅鏡の型式学的研究法 第7回 戦国時代の銅鏡 第8回 前漢時代の銅鏡 第9回 前漢鏡の銘文(1)楚辞の影響 第10回 前漢鏡の銘文(2)陰陽五行思想 第11回 前漢鏡の銘文(3)家の観念 第12回 前漢鏡の紋様―四神の出現 第13回 王莽鏡論 第14回 まとめ-中国古代の銅鏡(1) 第15回 まとめ-中国古代の銅鏡(2) |
||
Evaluation Methods and Policy | レポート | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 日頃から歴史だけでなく、思想文化にも関心をもち、異文化に対する理解を深めておくこと。 | ||
References, etc. | 鏡が語る古代史, 岡村秀典, (岩波新書、2017年), ISBN:4004316642 |