6731012 Oriental History

Numbering Code U-LET24 36731 LJ36 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name TSUJI MASAHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 「唐史研究史料論」
 今期の講義では、唐史研究で用いる史料について、使用するテキスト(版本)に焦点を当てて論じる。いわゆる「通行本」がいかなる経緯を経てその地位を得たのか、通行本のテキストに問題はないのか、などの点について検討を加えてゆきたい。
Course Goals  唐史研究史料に関する基礎的な知識を身につけるとともに、史料の伝存・整理事情についての理解を深める。
Schedule and Contents  以下のテーマにつて、おおよそ1~2週を目処に講義を進める。
0.ガイダンス……学期の授業計画および講義で必要とされる諸事項について説明する
1.正史―『旧唐書』と『新唐書』
2.『資治通鑑』―『通鑑考異』と胡三省注
3.『通典』―政書(1)
4.『文献通考』―政書(2)
5.『唐会要』―政書(3)
6.『大唐六典』
7.『唐大詔令集』―唐代の詔勅
8.『冊府元亀』―類書について
9.石刻史料
10.敦煌・トルファン出土文献
11.まとめとフィードバック
Evaluation Methods and Policy 期末レポートの成績による。(100%)
 レポートは到達目標の達成度に基づき評価する。
 よく工夫のなされているレポート・独自の観点を提示したレポートに対して、高い評価を与えます。「剽窃」については、「試験における不正行為」と見なし、厳正に対処します。
Course Requirements 中国史、特に秦漢~隋唐史に関する基本的な事項(概説レベル)を理解していること。
Study outside of Class (preparation and review) 講義中に紹介した参考文献を自主的に閲読し、講義内容に対する理解を各自深めること。
References, etc. 必要に応じてプリントを配布する。
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