3502001 American Literature
Numbering Code | U-LET19 13502 LJ36 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
Instructor name | KOBAYASHI KUMIKO (Graduate School of Letters Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
植民地時代から19世紀末までのアメリカ文学の流れを振り返る。全15回の授業のうち、前半部はピューリタニズム・理神論・アメリカ啓蒙思想といった宗教・思想的話題が中心となる。後半部は、アメリカという歴史の浅い国において独自の「文学」を確立せんとさまざまな作家が苦闘した様子を追うことが主眼となる。本授業を通じて、アメリカ文学が近代性を獲得するまでの道程を包括的に把握することを目的とする。 |
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Course Goals | 19世紀末までのアメリカ文学および思潮の流れを概覧し、文学における英文解釈法を学ぶ。 | |||
Schedule and Contents |
授業計画 第1回:序論--新大陸の発見 第2回:Jonathan Edwards/ Anne Bradstreet--ピューリタニズムの文学 第3回:Benjamin Franklin--アメリカ啓蒙主義と理神論 第4回:Ralph Waldo Emerson--超越主義:思想編 第5回:Henry David Thoreau--超越主義:実践編 第6回:Nathaniel Hawthorne--ロマンスとノヴェル 第7回:Herman Melville--小説と世界 第8回:Edgar Allan Poe--象徴主義 第9回:Walt Whitman--詩と民主主義 第10回:Emily Dickinson--詩と観念 第11回:奴隷制度と文学--Harriet Beecher Stoweを中心に 第12回:アメリカ家庭小説の系譜 第13回:Mark Twain--口承文学と小説 第14回:Henry James--近代小説 第15回:まとめ 定期試験 |
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Evaluation Methods and Policy | 毎授業の最後に行われるコメントシートの記入(30%)と期末試験(70%)により評価する。優れたコメントは次回の授業において紹介する。持ち込み不可の期末試験では、授業で触れた事項の理解度を確認する。 | |||
Course Requirements | アメリカ文学(講義B)と今年度中に合わせて履修するのが望ましい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 期末試験では授業内で取りあげたテキストから出題される。問題は講義内容を踏まえたものなので、試験対策として念入りな復習が求められる。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 資料はプリントにて配布する。 | ||
References, etc. | アメリカ文学入門, 諏訪部浩一・編, (三修社), ISBN:9784384057485, 初期から現代に至るまでの主要作家の紹介。各作家に付されている参考文献が有用。 |